...遠い異境に向って出帆する船を見まもりながら...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「わたくし自身について」
...汽船は定刻に出帆するので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この砲艦が鹿児島に向けて長崎を出帆する時...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「でいつ出帆するんですか?」「出帆か!」と彼は言った...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...――すなわち、絞盤をして錨を捲き揚げ、出帆すること...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...」「いつ出帆するのです...
高浜虚子 「丸の内」
...さっさと尊いお方の直接のお言葉のままに出帆する...
太宰治 「パンドラの匣」
...ローゼマリーとフリッツとを連れてプレシデント・クーリッジ号でマニラへ出帆することになった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あそこは連絡船の出帆するのは八時半ですが...
田山録弥 「海をわたる」
...而してそれらの人を吐出すと同時に船はその日にも出帆するのであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...あの女は君が船へ乗って出帆するや否や...
夏目漱石 「創作家の態度」
...いつ出帆するかわからないといふことだつた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...出帆する間際に、どこの貨物廠の兵隊か、牛、豚、鶏、アヒルなどを大騒ぎをして生きたままでいくつも引きあげ、米、塩、味噌の食糧のほか、甘味品や煙草の大梱を山ほど積みこんだが、この暑さで人間より家畜のほうが先に参ってしまい、将校室付のボーイが二時間おきに牛に水をかけに降りてきた...
久生十蘭 「ノア」
...いよいよ出帆するという前夜...
柳田国男 「故郷七十年」
...出帆するばかりになつてゐるこの運送船では...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...早朝に横浜から出帆する船へ乗り込まねばなりません...
吉川英治 「松のや露八」
...細島港を出帆する汽船某(なにがし)丸の甲板に佇んで...
若山牧水 「古い村」
...その秋に出帆するダ・ガマの船には乗らず...
和辻哲郎 「鎖国」
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