...『なんだろう』と私たちが警視庁に出向くと...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...今にも来そうで、出向く気もせず...
泉鏡花 「悪獣篇」
...主税が真砂町へ出向くと...
泉鏡花 「婦系図」
...八名の委員が出向くことになったが...
海野十三 「鬼仏洞事件」
...茂少年を受取りに出向くということに...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...美術学校の教官として実地見学に出向くのでありますから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...筋違橋まで出向くこと...
直木三十五 「南国太平記」
...その騒ぎの方へ出向くことを躊躇(ちゅうちょ)しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...平岡の家へ出向く気は始めから無かった...
夏目漱石 「それから」
...即刻三味線堀際の空地まで出向くよう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...泥酔すべき覚悟をきめて村境ひの居酒屋に出向くと...
牧野信一 「驚いた話」
...出向くようにとの迎えがある...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そちらへ出向くことにいろいろ困難なことがあるため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...自身吉宗が出向くであろうと」言わず語らず...
吉川英治 「江戸三国志」
...かならず寺中から挨拶に出向く――という雪岑長老の口約束をとって...
吉川英治 「新書太閤記」
...これから京都の政治所へ出向くのでと...
吉川英治 「新書太閤記」
...御機嫌伺いに出向くことはない...
吉川英治 「平の将門」
...おれも今すぐに出向くから...
吉川英治 「八寒道中」
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