...中洲の月村へ出向くのさ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...梁田郡役所からの呼びだしで村長たちが揃って出向くと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この春に京都から越前(えちぜん)まで廻って秋はまた信濃(しなの)の方へ出向くなどの計画もあった...
徳田秋声 「足迹」
...来年の春そちらへ出向く折に詳しく相談したい...
豊島与志雄 「画舫」
...また改めて町の役場へ出向くまでの二三日を青野の家に滞在して...
牧野信一 「熱い風」
...お玉が池の渋江の邸(やしき)に出向くと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...自身吉宗が出向くであろうと」言わず語らず...
吉川英治 「江戸三国志」
...岐阜(ぎふ)へ出向くことになりました」「岐阜へ...
吉川英治 「黒田如水」
...当方より出向くのが礼儀...
吉川英治 「剣の四君子」
...玄徳も自身出向くことになり...
吉川英治 「三国志」
...三軍を沸騰(ふっとう)させて出向くのを常道とする...
吉川英治 「私本太平記」
...父が鷺山(さぎやま)のお城へ出向く前に...
吉川英治 「新書太閤記」
...紫野(むらさきの)へと度々出向く...
吉川英治 「新書太閤記」
...今日あいつが柿岡へ出向くことはたしかなのだ...
吉川英治 「親鸞」
...おれも今すぐに出向くから...
吉川英治 「八寒道中」
...わしの方から出向くすじはないわ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これから京都へ出向く旅のつれづれに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自分が遊山にでも出向くように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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