...帰つてから校正刷の出初めまでは...
石川啄木 「菊池君」
...歸つてから校正刷の出初めるまでは...
石川啄木 「菊池君」
...穗の出初めた粟畑がある...
石川啄木 「赤痢」
...稻の穗が五六本出初めてゐたのを見て...
石川啄木 「天鵞絨」
...卒業試驗の少し前から出初めた惡性の咳が...
石川啄木 「二筋の血」
...卒業試験の少し前から出初めた悪性の咳が...
石川啄木 「二筋の血」
...自分の原稿が出初めたか...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...筍がぞく/\出初めた...
種田山頭火 「其中日記」
...その出初めから永い間...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...昨年は五月下旬に出初め...
中村清太郎 「残雪の幻像」
...私はアアチャンにつかまって二三丁の処を出初め致しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今までの気疲れが一時に出初めてウトウト睡くなって行くような気持とを一緒に感じながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一座まちまちな観察や批評が出初めます...
吉川英治 「江戸三国志」
...罪と新ジヤガ新ジヤガが出初めた...
吉川英治 「折々の記」
...俳句や川柳の會へ出初めて...
吉川英治 「折々の記」
...いい目と出初めると切りがねえな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...句会などへも出初める...
吉川英治 「年譜」
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