...そして此の小舎に出はいりする為めの出入口をつくる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この建物を足がかりとして出はいりしている...
海野十三 「超人間X号」
...犯人は事務所へ出はいりしたことが分かった...
海野十三 「超人間X号」
...この建物から夜のあいだに出はいりすれば...
海野十三 「超人間X号」
...ドアのかぎ穴から出はいりしたわけではなかろうからね...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...屋根から出はいりしたと申したわけではありません...
江戸川乱歩 「影男」
...沢山の人の出はいりに便宜なようにハンドルが細引か何かでしばりつけてあって一枚の戸が開いている...
高浜虚子 「丸の内」
...ひそひそ人が出はいりしていた...
太宰治 「姥捨」
...そして村の人で桐沢台の別荘へ親しく出はいりしていた人といえば...
橘外男 「逗子物語」
...出はいりの誰かれとみんな知合いとみえ...
谷譲次 「踊る地平線」
...陽炎のたつ地べたには穴に出はいりする蜂の影が小忙しく動く頃...
中勘助 「きもの」
...小説修業の女弟子などが出はいりするのが...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...夜中になっても人がドタドタ出はいりしている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...伝九郎のような人間が出はいりしているのに...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...その人々が入り代り立代り出はいりしていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...熊の出はいりしそうな戸をあけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...召使が出はいりして...
吉川英治 「治郎吉格子」
...出はいりする様子や...
吉川英治 「治郎吉格子」
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