...正三時には出で立つべし...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...今から行けば、時も亦好きに非ずや』と、裸男知つた風の事云へば、なるほどと山神感服して、共に出で立つ...
大町桂月 「久地の梅林」
...『我も』とて出で立つ...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...三本木へとて、出で立つ...
大町桂月 「十和田湖」
...木魚の音のポン/\たるを後に聞き朴歯(ほおば)の木履(ぼくり)カラつかせて出で立つ...
寺田寅彦 「半日ある記」
...出で立つの用意と見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...武者修行に出で立つべく...
中里介山 「大菩薩峠」
...今ぞ出で立つ父母の国勝たずば生きて還らじと誓う心の勇ましさ或は草に伏し隠れ……果てしなく軍歌は歌われていく...
正岡容 「寄席」
...『古事記』に大国主の兄弟八十神各稲羽(いなば)の八上(やかみ)姫を婚せんと出で立つに...
南方熊楠 「十二支考」
...夜と共に出で立つ準備にとりかかった...
吉川英治 「三国志」
...かく続々と前後して戦場に出で立つ折...
吉川英治 「私本太平記」
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