...彼の額には凸起があった...
...歯に凸起がある人は砂糖を控えめに摂るべきだ...
...コンピュータのキーボードには凸起のあるキーがある...
...骨折した箇所には凸起が生じることがある...
...ドアノブに凸起を設けることで開けやすくなる...
...飯粒ぐらいの大きさに凸起せるもの』とありますが...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...象の鼻みたいな凸起(とっき)が...
海野十三 「怪星ガン」
...山頂(さんてう)の凸起(とつき)する地點(ちてん)に調査(てうさ)を試(こゝろ)み...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...二三の小凸起を經て...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...というより凸起(とっき)した陸地の間にわずかに船を通すに足る水の...
谷譲次 「踊る地平線」
...過去一年あまりの中に或ひはひよつこりとした凸起をなし...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...仕立屋の人形のように彼等は肩のあたりに恰好のいい隆肉と胸部に鳩胸のような凸起をもっていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...けだし太古の地変で海面が凸起した遺跡であろう...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...先(まず)丘陵の如くに凸起(とっき)したる堤を描き...
永井荷風 「江戸芸術論」
...肋骨型の凸起(とっき)があったりするものがある...
久生十蘭 「地底獣国」
...こちらの急斜面には足場になるようないかなる割目(われめ)も凸起(ボッシュ)もないからである...
久生十蘭 「地底獣国」
...その一部(第三図)また自ら或る凸起に托(の)り掛かると同時に...
南方熊楠 「十二支考」
...その後端の縁(へり)が蛇が這いいる場面のいかな微細の凸起にも引っ掛かり得る...
南方熊楠 「十二支考」
...その板をちょっと金剛砂で磨けば微細の凸起を生ずる故這い得...
南方熊楠 「十二支考」
...それは只今言った通り蛇の腹の多数の麟板の後端が格子の木の外面にある些細な凸起に鈎(かか)り着いて...
南方熊楠 「十二支考」
...しつかりと蟹のやうに肩さきの凸起したところに...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
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