...処々に咲き乱れた月見草が...
石川啄木 「鳥影」
...筑波町より頂上まで一里卅二町とあれどこの頃新しく処々に立てられたる木標の示す所によれば...
大町桂月 「秋の筑波山」
...其に処々麦畑も点在して居る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...覊旅(きりょ)の歌の処々にみうけた気がするし...
田中英光 「さようなら」
...ほんの処々に何かの黄葉を点綴してゐるだけである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...処々に信号の旗を立てるもいいだろう...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...岩石の処々に起伏した浜にはピルグリムの男女の人々が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...而もこの隘路の中、片方に、深さ丈余の小溝があって、覗きこんでも底はよく見えず、ただ処々に、水の淀みの陰欝な反映があるのみである...
豊島与志雄 「奇怪な話」
...皺(しわ)だらけの老婆が髪を島田に結ひ顔には処々(ところどころ)に膏薬(こうやく)張り蓆(むしろ)を抱(かか)へて三々伍々(さんさんごご)相携へて橋辺(きょうへん)を歩む夜鷹(よたか)を写生したる画家なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...新しきものの処々にまだそのまま残されている昔のままの節附(ふしづけ)を拾出す果敢い楽しさのためである...
永井荷風 「妾宅」
...処々で物を啄(ついば)んだりする...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...偃松と裏白ナナカマドが処々に団落をつくっているだけだ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...角町(すみてう)京町(きようまち)処々(ところところ)のはね橋より...
樋口一葉 「たけくらべ」
...僕達が漸く其の広々した庭園を(処々秋の木の葉の散つてゐる)――眺め始めた時に……十二時が鳴つて...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...処々経めぐりながら終に四国へ渡った...
正岡子規 「犬」
...(八月十二日)九十三(大做小做のツヅキ)(土)この頃の霖雨(りんう)で処々に崖が崩れて死傷を出した処もあるさうだ...
正岡子規 「病牀六尺」
...わからないと母親(おっかさん)が云うもんですから……処々(ところどころ)拾い読みしてもらってもチンプンカンプンですから……ただ金兵衛さんの名前が所々(ところどころ)に書いてあって...
夢野久作 「近眼芸妓と迷宮事件」
...ただ街路樹の処々(しょしょ)に残った枯葉が...
夢野久作 「冗談に殺す」
便利!手書き漢字入力検索
- 俳優の福士蒼汰さん: 主演ドラマで鍛えた肉体とリアリティに自信を覗かせた俳優 💪
- お笑い芸人の黒田有さん: 54歳で女の子の父親となり、日々の成長に父としての実感を感じている。👨👧
- サッカー選手の三浦知良さん: J3福島に移籍、プロ41年目を迎えるサッカー選手 ⚽️
