...しかも処々に散見する白楊(ポプラア)の立樹は...
芥川龍之介 「松江印象記」
...処々に波頭の蒼白く翻へる間を...
石川啄木 「鳥影」
...処々に赤いものがついているというのです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...電気が処々についているとは云っても...
大阪圭吉 「坑鬼」
...処々(ところどころ)に...
田中英光 「オリンポスの果実」
...野梅(やばい)の若木が二三本(ぼん)処々(ところ/\)に立つて居(ゐ)るばかり...
田山花袋 「父の墓」
...岩石の処々に起伏した浜にはピルグリムの男女の人々が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それは処々に結節点を持つ線の上を歩んで行く...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...処々にカンヴァスの布目が覗き出していた...
豊島与志雄 「二つの途」
...処々に一揆の勃発を見た...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...東京の町々はその場処々々によつて...
永井荷風 「里の今昔」
...しかし処々に白い斑の入った姫熊笹を飛び飛びにかすれた墨絵のように植えるのは...
室生犀星 「庭をつくる人」
...九州にもこの名は処々に知られ...
柳田國男 「食料名彙」
...奥羽にも処々にこの風習と共に名前がある...
柳田国男 「年中行事覚書」
...これを一種の占方(せんぽう)のように考える風は今も処々の田舎にあり...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...こうして拡げてみますると処々に煤の汚れが付いております上に燃えさしの鉋屑の臭気が一パイで...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...今でもその廃墟が処々の山蔭や...
夢野久作 「狂人は笑う」
...あるいは処々に散らばる赤...
和辻哲郎 「院展遠望」
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