例文・使い方一覧でみる「処々」の意味


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...路(みち)には処々(ところどころ)...   路には処々の読み方
泉鏡花 「海の使者」

...処々にぶざまな凹(くぼ)みを見せていた...   処々にぶざまな凹みを見せていたの読み方
梅崎春生 「日の果て」

...その柵の間から見えるゆるやかな斜面(スロープ)の庭には遥(はる)かの麓(ふもと)まで一面の緑の芝生の処々に...   その柵の間から見えるゆるやかな斜面の庭には遥かの麓まで一面の緑の芝生の処々にの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...竿(さを)を当てる襦袢(じゆばん)が処々(ところどころ)破れて居た...   竿を当てる襦袢が処々破れて居たの読み方
田山花袋 「朝」

...岸の灯(ともし)が明るく処々(ところどころ)に点(つ)いて居た...   岸の灯が明るく処々に点いて居たの読み方
田山花袋 「朝」

...処々の常夜燈はそろそろ光を放ち始めた...   処々の常夜燈はそろそろ光を放ち始めたの読み方
田山花袋 「蒲団」

...それは処々に結節点を持つ線の上を歩んで行く...   それは処々に結節点を持つ線の上を歩んで行くの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...処々に小さな灌木の茂みが風にそよいでいるだけで...   処々に小さな灌木の茂みが風にそよいでいるだけでの読み方
豊島与志雄 「高千穂に思う」

...処々に切り張りがしてあった...   処々に切り張りがしてあったの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...それでもまだ処々に閑地を残している...   それでもまだ処々に閑地を残しているの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...即今目前孤明歴々地聴者、此人処々不滞、通貫十方といわれる...   即今目前孤明歴々地聴者、此人処々不滞、通貫十方といわれるの読み方
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」

...蓮根採取用として処々に植えられています...   蓮根採取用として処々に植えられていますの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...(八月十二日)九十三(大做小做のツヅキ)(土)この頃の霖雨(りんう)で処々に崖が崩れて死傷を出した処もあるさうだ...   九十三この頃の霖雨で処々に崖が崩れて死傷を出した処もあるさうだの読み方
正岡子規 「病牀六尺」

...何万年の永(なが)い間には処々(ところどころ)水面(すいめん)から顔を出したりまた引っ込(こ)んだり...   何万年の永い間には処々水面から顔を出したりまた引っ込んだりの読み方
宮沢賢治 「イギリス海岸」

...処々は裂けたれば...   処々は裂けたればの読み方
森鴎外 「舞姫」

...呑み節を叮嚀に直した墨の痕跡と胡粉(ごふん)の痕跡が処々残っている極めて読みづらい本であった...   呑み節を叮嚀に直した墨の痕跡と胡粉の痕跡が処々残っている極めて読みづらい本であったの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...その鍬の柄(え)の処々に...   その鍬の柄の処々にの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...その塔の処々には小さな窓があって...   その塔の処々には小さな窓があっての読み方
夢野久作 「雪の塔」

「処々」の読みかた

「処々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「処々」


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