...ちょうどその曲者の立った袖下の処に主税が居て...
泉鏡花 「婦系図」
...短剣が私の肩を檣に突き刺している箇処は...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...彼処は以前たび/\泊まりに行ったことのあるホテルで...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...処が歴史的社会の歴史的運動こそ...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...抑々の処は、今更事新しく私が説明するまでもない...
戸坂潤 「映画芸術と映画」
...処でブルジョア新聞の社会的機能は果して新聞自体のこの本質に忠実であるかどうか...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...誰しも否定出来ない処である...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...」なぞ云つてゐるのは既に好劇家の暗記してゐる処であらう...
永井荷風 「虫干」
...故に人は何処までも社交的性質のもので友なくては生存するわけには行かぬ...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...門跡前の寺から此処までの道順と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何処(どこ)でか幽(かす)かに糸車(いとぐるま)を廻す音がきこえたともうします...
長谷川時雨 「糸繰沼」
...そう云えばソレ彼処(あすこ)に橋代(はしがわり)に架(わた)した大きな砂岩石(さがんせき)の板石(ばんじゃく)も見える...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...新たに其処に療養所でも開かれたのかしら――マッキントン博士の妹は...
牧逸馬 「土から手が」
...斯んな風な状態で周子達と共々此処に引寵つてゐるのも「一寸アブノルマルな感じがして悪くもない...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...他の人々が種子を蒔(ま)いておいた処で彼が収穫したこと...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...ファブリキウスがピュロスの侍医*を処刑したことを知らないものはないだろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...此処では家庭と仕事とが二つではない...
柳宗悦 「全羅紀行」
...まだ足りない処や余計な処があるのが発見される...
夢野久作 「能とは何か」
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