...混ぜ物処理をしていない食品を1つでもあげることは困難であるだろうし...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...殆一肚皮(いつとひ)の憤怨何(いづれ)の処に向つてか吐かんとするを知らず...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...安保条約改定の国民的な処置をつけるための解散国会であろうと思うのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...ここは……を入れる処であるが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...西行法師なら歌をよみかける処だが...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...何処か堅苦しいモラルの匂ひのあることである...
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」
...処がブルジョアジーは一般に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...処が実際問題として...
戸坂潤 「科学論」
...併しその規定を今現に模索しつつある処の運動とを...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ただ到る処、対立と撞着とがあるのだ...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...上手な外交官には何処かあんな所があるものじゃないかと私思ってよ...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...処柄(ところがら)だけに味が上品である」と独言(ひとりごと)を言います...
中里介山 「大菩薩峠」
...お鯉は何処にかくれていたか...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...おらたちの小麦がとても旨く捌けねえと思ひなさるだね?」と何処か小さな町からでもやつて来たらしい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...わしあ、はあ、此処をたたんで、内へじき帰りますで...
三好十郎 「斬られの仙太」
...若き娘もその席に見ゆるとて心に幾分か憚(はばか)る処あり...
村井弦斎 「食道楽」
...諸処の浜辺に打ち寄せられ...
柳田国男 「海上の道」
...指で押えた処を見ると犇という字であったり...
夢野久作 「創作人物の名前について」
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