...彼は平凡人だが、人柄が素晴らしい...
...平凡人でも努力次第で成功することができます...
...彼が平凡人だとしても、大切なことは人間性です...
...凡人たらざる半面を指摘すると同時に凡人たる半面をも指摘してなければならぬ...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...五尺二寸と相場の決つた平凡人でなくて...
石川啄木 「雲は天才である」
...凡人は誰でも知つてゐる...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...凡人業(わざ)じゃねえような...
泉鏡花 「婦系図」
...極めて凡人極めて愚人たるに甘ぜんとしていた...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...わたしのやうな無学な凡人であつて...
犬養健 「愚かな父」
...お礼状の文句に「露西亜は詰らぬ凡人を西伯利亜へ送るが...
薄田泣菫 「茶話」
...そんな凡人のまねがなさりたいの? ね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...凡人らから奉仕されるのをのがれんがために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...凡人主義の名のもとに作品の主題となったことがある...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...小説も批評も凡人の場合に於いては元より職業としては不向なものであり...
牧野信一 「浪曼的時評」
...平凡人として...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...聡明(そうめい)な貴人も御愛妻の病に仏へおすがりになる心は凡人に変わらないことがわかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そういうことを我々凡人に考えつかせようとしているところに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ故この土瓶の絵附は凡人を招くことを決して躊躇(ちゅうちょ)致しません...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...凡人の想像なんて...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
......
山之口貘 「山之口貘詩集」
...頭山翁が超特級の非凡人でなければ差支える連中が多いようである...
夢野久作 「近世快人伝」
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