...」なるほど趙生(ちょうせい)が指さした几(つくえ)の上には...
芥川龍之介 「奇遇」
...それはどんな日本座敷に通つても、きちんと坐ることをしないで、其辺(そこら)にある机や碁盤をえつちらをつちら持ち出して来て、平気でそれに腰を掛ける事で、几帳面な主人は、大抵が苦りきつて顔を顰(しか)める...
薄田泣菫 「茶話」
...つやゝかな竹の床几(しょうぎ)を菊に置く十一月六日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百五十句」
...御性格にコツンと固い几帳面なところがございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...几帳面(きちょうめん)な同人どもの中にこの狂人を引き入れたのは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...すべてのことに几帳面なのである...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...圜冠句履(えんかんこうり)緩(ゆる)く(けつ)を帯びて几(き)に凭(よ)った温顔の孔子との間に...
中島敦 「弟子」
...良き知恵を拝借に参ったようなわけじゃ――」四角几帳面(きちょうめん)な話...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...太祇(たいぎ)にも蕪村(ぶそん)にも几董(きとう)にも「訪はれ顔」といふ句あるは其角(きかく)の附句より思ひつきたるならん...
正岡子規 「墨汁一滴」
...一人几に憑(よ)るを見る...
南方熊楠 「十二支考」
...若君は几帳(きちょう)の後ろへはいって来て恋人をながめていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫人は几帳(きちょう)を隔てた所で寝た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...漢土(かんど)にもこういう話があった」ふたたび床几(しょうぎ)へもどりながら...
吉川英治 「黒田如水」
...床几場から高氏の影が...
吉川英治 「私本太平記」
...与えられた床几(しょうぎ)へかけて...
吉川英治 「私本太平記」
...そして床几(しょうぎ)にかけた梅雪(ばいせつ)に目礼(もくれい)をしてひきさがる...
吉川英治 「神州天馬侠」
...見っともない」あわてて秀吉は床几を離れて...
吉川英治 「新書太閤記」
...空いている床几(しょうぎ)を目がけて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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