例文・使い方一覧でみる「凜乎」の意味

...凜乎（りんこ）として秋霜のごとし... 凜乎として秋霜のごとしの読み方

田口卯吉「将来の日本」

...子孫ガソノ上ノ慾ヲオコシマス凜乎たる御口調でございました... 子孫ガソノ上ノ慾ヲオコシマス凜乎たる御口調でございましたの読み方

太宰治「右大臣実朝」

...征夷大将軍源実朝公の御台所に恥ぢぬ凜乎たる御自負と御決意とをつねにそのお胸の内にお収めなさつて居られたやうに日頃...

太宰治「右大臣実朝」

...あの眼ざめるばかりの凜乎たる御裁断は... あの眼ざめるばかりの凜乎たる御裁断はの読み方

太宰治「右大臣実朝」

...にはかに別人の如く凜乎たる御態度をお示しになり... にはかに別人の如く凜乎たる御態度をお示しになりの読み方

太宰治「右大臣実朝」

...日本人の生活には西洋文明と全く違つた獨自の凜乎たる犯しがたい品位の存する事を肯定せざるを得なくなつたのであります...

太宰治「「惜別」の意圖」

...その文章にも凜乎（りんこ）たる気韻（きいん）がありましたね... その文章にも凜乎たる気韻がありましたねの読み方

太宰治「花吹雪」

...面貌だけは凜乎（りんこ）たるところがあったけれど... 面貌だけは凜乎たるところがあったけれどの読み方

太宰治「もの思う葦」

...その威望凜乎（りんこ）犯すべからず... その威望凜乎犯すべからずの読み方

徳富蘇峰「吉田松陰」

...凜乎（りんこ）として来た... 凜乎として来たの読み方

室生犀星「舌を噛み切った女」

...袴野は凜乎（りんこ）としてあの日の貝ノ馬介の... 袴野は凜乎としてあの日の貝ノ馬介のの読み方

室生犀星「舌を噛み切った女」

...ひじょうに凜乎（りんこ）としたものだった... ひじょうに凜乎としたものだったの読み方

山本周五郎「日本婦道記」

...そういう凜乎（りんこ）たる良人の男性らしさにも惹（ひ）かれた... そういう凜乎たる良人の男性らしさにも惹かれたの読み方

吉川英治「平の将門」

👨話題の人々👩