...やがて神様(かみさま)の御声(おこえ)が凛々(りんりん)と響(ひび)いてまいりました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...此等の人の日に輝く凛々しさに比べれば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...凛々しく美はしく(imposing and beautiful)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...今二点を拍ちし時計の蜩(ひぐらし)など鳴きたらんように凛々(りんりん)と響きしあとは...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...早くそこの道を開きやがれ」米友は勇気凛々(りんりん)として...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかして書中に現れた悪魔の態度の実に凛々(りり)しく...
新渡戸稲造 「自警録」
...耳には美しい主題が凛々(りんりん)と響く...
野村胡堂 「楽聖物語」
...高蔵人は身拵(みごしらえ)凛々(りり)しく...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...凛々(りん/\)と朝の空氣の中に響かせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「彼らは和平を求めています」マーサは騒然とする群衆に凛々と響く声を投じた...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...期せずして会す黄龍(こうりゅう)舟(ふね)を負うて孟津(もうしん)を渉(わた)る……何処だろう?何者が歌うのであろう?凛々(りんりん)...
吉川英治 「三国志」
...脂粉霓裳(しふんげいしょう)の粧いも凛々(りんりん)として...
吉川英治 「三国志」
...また士操凛々(りんりん)たるものがあった...
吉川英治 「三国志」
...槍旗(そうき)凛々(りんりん)たる所へ...
吉川英治 「三国志」
...猛気凛々たる者ばかりなので...
吉川英治 「三国志」
...凛々(りり)しく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...凛々(りり)しい髪止めをし...
吉川英治 「日本名婦伝」
...それは凛々(りり)しい男振りであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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