...ものごしの凛々(りり)しい去来と一しよに...
芥川龍之介 「枯野抄」
...しとやかなお姿(すがた)の中(うち)に凛々(りり)しい御気性(ごきしょう)をつつまれた絶世(ぜっせい)の佳人(かじん)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...孰(いず)れも勇気凛々(りんりん)...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...丹濃は凛々しき武士の服裝に...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...その目は清らかで凛々しかった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...見上ぐるばかり凛々しき容姿(looking very tall and handsome)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
... 125君は正しくその勇氣凛々として他に勝る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今二点を拍ちし時計の蜩(ひぐらし)など鳴きたらんように凛々(りんりん)と響きしあとは...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...凛々(りん/\)と朝の空氣の中に響かせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...土間に突つ立つて見上げ乍ら凛々(りん/\)と響かせます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな凛々しい休戦申し入れをするか...
久生十蘭 「だいこん」
...正に威風凛々(りんりん)である...
吉川英治 「三国志」
...猛気凛々たる者ばかりなので...
吉川英治 「三国志」
...あの馬上凛々(りんりん)なお勇ましさのどこやらは」宮が過ぎると...
吉川英治 「私本太平記」
...あのやさしくて凛々(りり)しい咲耶子(さくやこ)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...あの凛々(りり)しい女将軍の兄上か」「女だてらに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...またかれは凛々(りんりん)たる語気を張って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...六凛々(りり)しく見拵(みごしら)えした武士であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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