...墓の中9・14(夕)法隆寺の雷爺(かみなりおやぢ)北畠治房老人などが寄つて集(たか)つて北畠准后(じゆごう)の墓に相違ないといつて...
薄田泣菫 「茶話」
...先年平泉澄氏等の手で校訂活刷した後法興院記近衛准后(じゆんごう)政家といふ人の...
柳田國男 「信濃桜の話」
...准后(じゅんごう)の阿野廉子(あのやすこ)にもおはかりになった結果か...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)三位ノ廉子(やすこ)の御領とした...
吉川英治 「私本太平記」
...なにしろ准后(じゅんごう)をはじめ後宮の女人もすべて彼の随喜(ずいき)の弟子とさえいわれているうえ...
吉川英治 「私本太平記」
...――桟敷(さじき)の公卿百官から武臣たちも、すべて天皇、准后、東宮のほうへ起立の拝(はい)をみせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...つづいて後醍醐も准后も立座して...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)さまといえば...
吉川英治 「私本太平記」
...どうして准后が、覚一母子(おやこ)を俄にお召しあったのだろうか」「過ぐる頃、斎宮(いつきのみや)でお会い遊ばしたのが初めですが、お歌の師、冷泉家を通じて、その御縁を作ったのは、かく申す師直が蔭の役者にございまする」「ではその折、そちが東宮の御所へ、供して行ったのか」「いえ、蔭の役者は、めったに表に顔は出しませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)と彼女を繞(めぐ)る一派の者は...
吉川英治 「私本太平記」
...准后は准后としておれ...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)へすがり...
吉川英治 「私本太平記」
...みかども准后の御方も...
吉川英治 「私本太平記」
...「准后のおぼしめしは情(じょう)としてわかりますが...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)の廉子(やすこ)の監視がたえず身にそそがれているのに気づいた...
吉川英治 「私本太平記」
...准后(じゅんごう)の廉子(やすこ)から女院...
吉川英治 「私本太平記」
...准后さまのお腹になる成良(なりなが)親王を推(お)して皇太子におすえ申しあげたいものと...
吉川英治 「私本太平記」
...御生涯の艱苦(かんく)をともにして来た准后(じゅんごう)阿野廉子(あのやすこ)と...
吉川英治 「私本太平記」
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