...机を向ひ合してゐる准訓導の今井多吉は...
石川啄木 「道」
...京都の政府即ち真正なる主権者が批准を与えぬという時に当って...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...而して初めてこの批准交換が出来たのである...
大隈重信 「明治文明史上に於ける福沢翁」
...五十ぐらいの平田という老朽(ろうきゅう)と若い背広の関(せき)という准(じゅん)教員とが廊下の柱の所に立って...
田山花袋 「田舎教師」
...これに准ずる十五人組とを一般に士族と呼び...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これは藤子というので、後柏原天皇の後宮に召され、後奈良天皇および尼宮大聖寺殿の御生母であって、准三后、豊楽門院というのがすなわちそれだ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...死亡した准男爵のかかりつけ医が本署に来て...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...ダメス王の名に依って他国と批准交換されていた如くでありました...
夢野久作 「鼻の表現」
...みかどや准后(じゅんごう)のお覚(おぼ)えもよろしいが...
吉川英治 「私本太平記」
...准后の廉子(やすこ)にしろ...
吉川英治 「私本太平記」
...そうした准后さまなれば...
吉川英治 「私本太平記」
...みかども准后の御方も...
吉川英治 「私本太平記」
...准后のごきげんを損じ...
吉川英治 「私本太平記」
...どうして昨夜は黙って、帰ってしまわれたのでございましょうか」「いや、忠顕どのの腹、准后のお胸、いぶかりはみな解けた...
吉川英治 「私本太平記」
...三位(さんみ)の廉子(やすこ)や准后(じゅんごう)づきの女房らが...
吉川英治 「私本太平記」
...御母の君(准后ノ廉子)...
吉川英治 「私本太平記」
...准后の廉子がまめやかな奉侍をしたり...
吉川英治 「私本太平記」
...一面軍権をにぎっている司令であるのみならず、その配下には、山東、河北、江西、湖南、両准(わい)、両浙(せつ)、各省の軍管区から選抜された「飛天神兵」と呼ばれる精鋭隊があると――これまた戴宗の探(さぐ)りによって分っていたからだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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