...「あすこに不准怪声叫好(ゆるさずかいせいこうとよぶことを)と言う札が下っているでしょう...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...若い准訓導の心に...
石川啄木 「道」
...秦准、これは詩人が詩に詠んだり、画舫などもあり、夏の夜など実に美しいところであったらしいが、今は水はきたないし、画舫はくだけてしまってみるかげもない船があちこちに横たわっていた...
上村松園 「余齢初旅」
...准(じゅん)団員として毎月化粧料三十円ならびに交通費を支給する...
太宰治 「正義と微笑」
...五十ぐらいの平田という老朽(ろうきゅう)と若い背広の関(せき)という准(じゅん)教員とが廊下の柱の所に立って...
田山花袋 「田舎教師」
...楢ととのうれいをあつめ蛇紋山地に篝をかかげひのきの髪をうちゆすりまるめろの匂のそらにあたらしい星雲を燃せdah-dah-sko-dah-dah肌膚を腐植土にけずらせ筋骨はつめたい炭酸に粗び月々に日光と風とを焦慮し敬虔に年を累ねた師父たちよこんや銀河と森とのまつり准平原の天末線にさらにも強く鼓を鳴らしうす月の雲をどよませHo! Ho! Ho!原始林の香(にお)いがプンプンする...
辻潤 「惰眠洞妄語」
...他の三港はこれに准じて略す...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そのほかの品にも右に准じ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...准南子は準南子ではない...
戸坂潤 「読書法」
...准弑虐者(しぎゃくしゃ)で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...准上とある妻なるべしといへり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認證すること...
日本国 「新憲法の解説」
...あるいは父なる准后一人が下手人だとも...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...准士官が三十五銭...
久生十蘭 「ノア」
...どうやらこの准男爵はこっちに全く気が無いようだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...後十年天保十三年に小島宝素は日光准后宮舜仁法親王に扈随して京都に往つたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...准后の廉子(やすこ)であった...
吉川英治 「私本太平記」
...「准后のおぼしめしは情(じょう)としてわかりますが...
吉川英治 「私本太平記」
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