例文・使い方一覧でみる「凄愴」の意味


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...もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄愴とも何とも形容を絶した偉観である...   もはや完膚なしと見るといつせいに引き揚げてさらに他の作に群つて行く状は凄愴とも何とも形容を絶した偉観であるの読み方
伊丹万作 「雑文的雑文」

...まるで西洋の悪魔が無人島に流されたような実に凄愴(せいそう)な顔をした辻川博士だった...   まるで西洋の悪魔が無人島に流されたような実に凄愴な顔をした辻川博士だったの読み方
海野十三 「地球盗難」

...むしろ凄愴なるが...   むしろ凄愴なるがの読み方
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」

...凄愴とでもいふ感じである...   凄愴とでもいふ感じであるの読み方
太宰治 「津軽」

...事件に附帯した凄愴たるに過ぎない...   事件に附帯した凄愴たるに過ぎないの読み方
田山録弥 「文壇一夕話」

...その凄愴(せいそう)な顔を見た...   その凄愴な顔を見たの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...雲少しく散ずれば朦朧たる峻嶺面を壓して凄愴膓を斷つ可く...   雲少しく散ずれば朦朧たる峻嶺面を壓して凄愴膓を斷つ可くの読み方
長塚節 「草津行」

...ところが妙な事はこの滑稽(こっけい)を挿(はさ)んだために今までの凄愴(せいそう)たる光景が多少和(やわ)らげられて...   ところが妙な事はこの滑稽を挿んだために今までの凄愴たる光景が多少和らげられての読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...プレリュウドのなかの凄愴な或るものなどが...   プレリュウドのなかの凄愴な或るものなどがの読み方
堀辰雄 「「エル・ハヂ」など」

...磅(ほうはく)している凄愴(せいそう)の気魄はさながらに鉄と火と血の中を突破して来た志士の生涯の断面そのものであった...   磅している凄愴の気魄はさながらに鉄と火と血の中を突破して来た志士の生涯の断面そのものであったの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...米が一升(しょう)十銭といったような言葉がまだ六歳の私の耳に一種の凄愴味を帯びて泌み込むようになった...   米が一升十銭といったような言葉がまだ六歳の私の耳に一種の凄愴味を帯びて泌み込むようになったの読み方
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」

...凄愴の気(き)はみちている...   凄愴の気はみちているの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...門人たちに支(ささ)えられている面色凄愴(せいそう)の新九郎の面(おもて)をじっと見て...   門人たちに支えられている面色凄愴の新九郎の面をじっと見ての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...凄愴(せいそう)なおめきが応(こた)えた...   凄愴なおめきが応えたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...凄愴(せいそう)な面色を醒まして...   凄愴な面色を醒ましての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...ここの揺れる甍(いらか)の下を凄愴(せいそう)なものにしていた...   ここの揺れる甍の下を凄愴なものにしていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...凄愴(せいそう)なしじまの下に...   凄愴なしじまの下にの読み方
吉川英治 「平の将門」

...この世のものとも思われない凄愴(せいそう)な谺(こだま)を呼んだ...   この世のものとも思われない凄愴な谺を呼んだの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「凄愴」の読みかた

「凄愴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「凄愴」


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