...とても物凄い有様で牙を喰いしばりながら舞台をうろつく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...凄(すさまじ)い位眼を光らして...
石川啄木 「病院の窓」
...凄(すご)いような月で...
泉鏡花 「女客」
...そんな物凄いやつを遠いところから...
海野十三 「空襲警報」
...その方面では凄い信望があるという人物だった...
海野十三 「深夜の市長」
...どーんッ!」と物凄じい大爆音が起った...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...その立ち姿――立像とむしろ言いたい、その不動の、黒いシフォン・ベルベットに包まれた照子の姿には、ぞっとするくらい、凄味があった...
高見順 「いやな感じ」
...室内の空気をビリリと震動させて凄まじい轟音が白煙と同時に……そしてグヮチャグヮチャグヮチャーン! と微塵になって...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...されば物凄(ものすご)い相貌の変り方について種々奇怪(きかい)なる噂が立ち毛髪(もうはつ)が剥落(はくらく)して左半分が禿(は)げ頭になっていたと云うような風聞も根のない臆説(おくせつ)とのみ排(はい)し去る訳(わけ)には行かない佐助はそれ以来失明したから見ずに済んだでもあろうけれども...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...お雪は物凄いと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...録音はよくないが緊迫感が凄(すさ)まじい...
野村胡堂 「楽聖物語」
...凄まじい贅澤な木口の家には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ピドールカがひやりとしたほど物凄い声をあげて笑ひだした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...いまのもの凄く蒼ざめている皮膚の色と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...風笛(サイレン)のやうに凄じい音もたてかねまじき勢ひで程好い重味を持つた振子は...
牧野信一 「海棠の家」
...一つの凄慘な幻影を抱かしめる...
三好達治 「霾」
...どこかの凄(すご)いような家の御落胤だと思い込ましといたからな...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...矢来を揺(ゆす)って罵り返す宮津城下の町人の叫びも凄まじく雑音の中に響いた...
吉川英治 「剣難女難」
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