...双方ともいずれについても冷ややかにワーテルローのことを語ろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...冷ややかに言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マニントン夫人は冷ややかに見ていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...半身で冷ややかに聞いていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...書斎へ通しなさい」と大奥様が冷ややかに言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...それは止(よ)してしまったと冷ややかに自分を見くびるであろうと思うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...冷ややかに風が吹き通って夜のふけかかった時分に源氏らが少し寝入ったかと思われる気配(けはい)を見計らって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...冷ややかには扱いかねて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あまり冷ややかにものを言わぬようにして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小雨が降っていて風は冷ややかに室(へや)の中へ吹き入るのといっしょにかんばしいかおりが通ってきたことによって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただ氷のように冷ややかに...
森鴎外 「最後の一句」
...冷ややかに笑いながら……...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...神楽堂の騒ぎや周囲の狼狽(ろうばい)を冷ややかに見やって...
吉川英治 「江戸三国志」
...「いまさら何の」俊基も冷ややかに...
吉川英治 「私本太平記」
...ようやく冷ややかに暮れ沈んできた頃...
吉川英治 「私本太平記」
...日蔭で冷ややかに歪(ひね)くれた眼と眼が...
吉川英治 「親鸞」
...冷ややかに云ったのみで...
吉川英治 「夕顔の門」
...けれどもまた彼らから断然冷ややかに遠のいた記憶が同じように私を苦しめる...
和辻哲郎 「転向」
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