例文・使い方一覧でみる「冴」の意味


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...しかし彼女の顔色は何も気づかぬように(さ)え(ざ)えしていた...   しかし彼女の顔色は何も気づかぬように冴え冴えしていたの読み方
芥川龍之介 「春」

...しかしそれよりはもッと(さ)えて...   しかしそれよりはもッと冴えての読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...寝ぼけ眼をこすっていたわけでもなく(さ)えきった眼をしていたことといい...   寝ぼけ眼をこすっていたわけでもなく冴えきった眼をしていたことといいの読み方
海野十三 「ゴールデン・バット事件」

...鐘ゆる第六天をもどりけり今日の新聞は徳川慶喜(とくがわよしのぶ)公の薨去(こうきょ)を報じています...   鐘冴ゆる第六天をもどりけり今日の新聞は徳川慶喜公の薨去を報じていますの読み方
高浜虚子 「俳句の作りよう」

...その荒涼たる人影もない山の端(は)に、磨ぎ澄ましたような物凄い下弦の月が、えています...   その荒涼たる人影もない山の端に、磨ぎ澄ましたような物凄い下弦の月が、冴えていますの読み方
橘外男 「仁王門」

...讀經――何とも言はれないえて澄んだ聲...   讀經――何とも言はれない冴えて澄んだ聲の読み方
田山花袋 「道綱の母」

...古都の風物は日に日に色を増して美しく寂(さ)びてゆくのが(さや)かに眼に見えた...   古都の風物は日に日に色を増して美しく寂びてゆくのが冴かに眼に見えたの読み方
近松秋江 「狂乱」

...鴨の羽音えかえって胸にこたえる...   鴨の羽音冴えかえって胸にこたえるの読み方
徳冨蘆花 「漁師の娘」

...空が蒼くえ返って...   空が蒼く冴え返っての読み方
豊島与志雄 「慾」

...眼が(さ)えて眠れない...   眼が冴えて眠れないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一行の燈の光も微かながら(さ)えていたが...   一行の燈の光も微かながら冴えていたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その(さ)えた力に驚(おどろ)き...   その冴えた力に驚きの読み方
南部修太郎 「三作家に就ての感想」

...ここらの怪奇も生々としていて、えている...   ここらの怪奇も生々としていて、冴えているの読み方
正岡容 「我が圓朝研究」

...風のない光のえた温かい日には...   風のない光の冴えた温かい日にはの読み方
正宗白鳥 「吉日」

...(さ)えかえって聞えるほど家の中が鎮まったとき...   冴えかえって聞えるほど家の中が鎮まったときの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...皮膚の色が陶器のように白く(さ)えてきたのと...   皮膚の色が陶器のように白く冴えてきたのとの読み方
山本周五郎 「花も刀も」

...急に明るいものがえてきた...   急に明るいものが冴えてきたの読み方
吉川英治 「大谷刑部」

...頭は(さ)えてしまう...   頭は冴えてしまうの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「冴」の読みかた

「冴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「冴」

「冴」の英語の意味


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