...冬青の葉っぱは鋭い棘があるので、扱い方に注意が必要です...
...庭先に冬青を植えると、冬でも美しい緑が楽しめます...
...冬青の小枝を手作りリースに使うと、オシャレな飾りになります...
...冬青は、寒さにも強く、育てやすい植物です...
...冬青の赤い実は、鳥たちがよく食べに来ます...
...中庭には太い冬青(もち)の樹が一本...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...そう云う蟻には石燈籠(いしどうろう)の下や冬青(もち)の木の根もとにも出合った覚えはない...
芥川龍之介 「少年」
...三 庭木新しい僕の家の庭には冬青(もち)...
芥川龍之介 「追憶」
...僕はある時冬青(もち)の木の下に細い一本の草を見つけ...
芥川龍之介 「追憶」
...小みちは要冬青(かなめもち)の生け垣や赤(あかさび)のふいた鉄柵(てつさく)の中に大小の墓を並べていた...
芥川龍之介 「年末の一日」
...藪から乗り出した冬青(もち)の木には赤い実が沢山なってる...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...戸村家の墓地は冬青(もちのき)四五本を中心として六坪許りを区別けしてある...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...柊冬青(ひひらぎそよご)に日が照つて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...雪男君、蜻郎君、冬青君、新五郎君、――鎌倉同人はほんたうになごやかだ...
種田山頭火 「旅日記」
...……冬青居徃訪...
種田山頭火 「旅日記」
...地面から七八本の幹になってこんもりと茂ってる冬青樹の下影の...
豊島与志雄 「地水火風空」
...これはまた湍々しい冬青樹の若葉の下影に...
豊島与志雄 「地水火風空」
...冬青樹(あおき)...
永井荷風 「写況雑記」
...黒つぽい茂みが兩側にある――冬青(もち)か水松(いちゐ)らしい...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そして前には樹立した水松(いちゐ)と冬青(もち)の藪のある野原のやうな土地が少し許りあるこの崩れかけた屋敷だけだといふ事が分つたのですから...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...例の基本財産作るとて大部分の冬青(もちのき)林を伐り尽させ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...樫(かし)、柏(かしは)、冬青(もち)、木犀(もくせい)などの老木の立ち込んだ中庭は狹いながらに非常に靜かであつた...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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