...いよ/\冬ごもりである...
種田山頭火 「其中日記」
...何を食べてもおいしくなつた事年の暮年くれぬ笠きて草鞋はきながら冬ごもり冬ごもりまたよりそはむこの柱□月と緑平と私と酒...
種田山頭火 「其中日記」
...「落葉抄」小春なごやかな屋根をつくらふ・小春日和の豆腐屋の笛がもうおひるどき・おしつこさせる陽がまとも・人も藁塚もならんであたたか・落葉が鳴るだらう足音を待つてゐる(敬坊に)・建ていそぐ大工の音が遠く師走の月あかり・冬ごもりの袂ぐさのこんなにも・あのみちのどこへゆく冬山こえて(再録)「ぐうたら手記」素材□したいことはいろ/\あるけれど...
種田山頭火 「其中日記」
...――これが私の冬ごもり情調だ...
種田山頭火 「其中日記」
...毎日の冬ごもりには困るけれど詮方ない...
種田山頭火 「其中日記」
...□冬ごもりの幸福――火燵...
種田山頭火 「其中日記」
...ハツハツハツ!『わが冬ごもりの記』十二月十四日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...私は冬ごもりの暗い穴から抜け出せない...
種田山頭火 「其中日記」
...それはソ聯のパパーニン一行の北極に於ける冬ごもりを第一に擧げるべきであろう...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...一冬の間冬ごもりをさせて...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...二冬冬ごもりをした...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...野焼の火心につくを思はずば人に涙の流れざらまし冬ごもり春の大野を焼く人は焼き足らじかもわが心焼く と大昔から歌はれてゐるやうに...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...K君たちが冬ごもりをしている山小屋がある...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...冬ごもりの書斎狼藉(ろうぜき)たる様なるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...それで冬ごもりをすることにきめ...
山本周五郎 「さぶ」
...――しかしこれから先は長い冬ごもり...
吉川英治 「私本太平記」
...この山城で冬ごもりだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「冬ごもりの間は...
吉川英治 「親鸞」
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