例文・使い方一覧でみる「冥々」の意味


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...如何に一身の安慰を冥々に求めて...   如何に一身の安慰を冥々に求めての読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...何ものか僕に冥々(めいめい)の裡(うち)に或警告を与へてゐる...   何ものか僕に冥々の裡に或警告を与へてゐるの読み方
芥川龍之介 「凶」

...猶冥々の間に自己を生かすものを觸知する...   猶冥々の間に自己を生かすものを觸知するの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...ましてや神々しきを敬(うやまへ)ば霊威(れいゐ)ある冥々(めい/\)の天道(てんだう)は人の知を以てはかりしるべからず...   ましてや神々しきを敬ば霊威ある冥々の天道は人の知を以てはかりしるべからずの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...冥々裡(めいめいり)に於て予を恵みたるかを覚えたり...   冥々裡に於て予を恵みたるかを覚えたりの読み方
関寛 「関牧塲創業記事」

...あたかも冥々隠々裡に一の大将ありてこれを指揮したるがごとく...   あたかも冥々隠々裡に一の大将ありてこれを指揮したるがごとくの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...されば今日のわが清鮮爽快なる日本の新天地においてすらなお旧分子の冥々隠々裏(り)に飛揚跋扈(ばっこ)の威勢を逞しゅうするもまたゆえなきにあらざるなり...   されば今日のわが清鮮爽快なる日本の新天地においてすらなお旧分子の冥々隠々裏に飛揚跋扈の威勢を逞しゅうするもまたゆえなきにあらざるなりの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...冥々の間に循環し...   冥々の間に循環しの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...また冥々(めいめい)の裡(うち)にこれを察するを得べし...   また冥々の裡にこれを察するを得べしの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...なお二人が心は冥々(めいめい)の間(うち)に通いて...   なお二人が心は冥々の間に通いての読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...しかし事実上彼らはパノラマ的のものをかいて平気でいるところをもって見ると公然と無筋を標榜(ひょうぼう)せぬまでも冥々(めいめい)のうちにこう云う約束を遵奉(じゅんぽう)していると見ても差支(さしつかえ)なかろう...   しかし事実上彼らはパノラマ的のものをかいて平気でいるところをもって見ると公然と無筋を標榜せぬまでも冥々のうちにこう云う約束を遵奉していると見ても差支なかろうの読み方
夏目漱石 「写生文」

...自分でもこの弱点を冥々(めいめい)の裡(うち)に感じていたのである...   自分でもこの弱点を冥々の裡に感じていたのであるの読み方
夏目漱石 「それから」

...冥々(めいめい)のうちに...   冥々のうちにの読み方
夏目漱石 「長谷川君と余」

...冥々(めいめい)の裡(うち)に細君の肩を持たなければならなくなった...   冥々の裡に細君の肩を持たなければならなくなったの読み方
夏目漱石 「道草」

...以て冥々(めいめい)の間に自家の醜を瞞着(まんちゃく)せんとするが如き工風(くふう)を運(めぐ)らすも...   以て冥々の間に自家の醜を瞞着せんとするが如き工風を運らすもの読み方
福沢諭吉 「日本男子論」

...冥々(メイメイ)滅々...   冥々滅々の読み方
吉川英治 「三国志」

...冥々昏々(めいめいこんこん)...   冥々昏々の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...三毒四曼(さんどくしまん)の太虚(たいきょ)にあらわれず悲しいかな仏日はやく没して生死流転の巷(ちまた)冥々(めいめい)たりただ色に耽(ふけ)り...   三毒四曼の太虚にあらわれず悲しいかな仏日はやく没して生死流転の巷冥々たりただ色に耽りの読み方
吉川英治 「親鸞」

「冥々」の読みかた

「冥々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「冥々」


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