...ニコライの会堂の円天蓋(まるてんじょう)よりも大きい位な烏帽子(えぼし)を冠(かぶ)ってるよ』『驚いた』『驚くだろう?』『君の法螺(ほら)にさ』『法螺じゃない...
石川啄木 「火星の芝居」
...わが國や朝鮮に自分の名を冠した學校を二つも三つも建てて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...旧ロマノフ家の宝冠を手に入れて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...この書に收録されて在る一系列の作品全體に冠しても...
太宰治 「『老ハイデルベルヒ』序」
...寒竹の生けがきをめぐらした冠木門(かぶきもん)をはいると...
寺田寅彦 「花物語」
...大八車の梶棒にしがみついた精悍(せいかん)なる小冠者とが...
中里介山 「大菩薩峠」
...氷冠の上には生命がないといったが...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...全島氷冠で蔽われているが...
中谷宇吉郎 「南極・北極・熱帯の雪」
...すなわち冠(かんむり)を戴(いただ)く頭(かしら)は安きひまなしと云うのが沙翁の句で...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...暑いのに頬冠(ほおかむ)りを取らなかったと言いますよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もう二三杯食はせてやらうか」手桶を振り冠つたまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かような靴(くつ)や冠(かんむり)は...
濱田青陵 「博物館」
...手拭を姉様冠(あねさまかぶ)りにして襷掛(たすきが)けで能(よ)くクレクレ働く人だった...
二葉亭四迷 「平凡」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...老境に達した自分が挂冠(けいかん)するのに惜しい気持ちなどは少しもない」と言っていたに違いない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あなたが戴冠式の日に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...暹羅(シヤム)の戴冠式に列せられる伏見若宮(わかみや)殿下の一行を載せて伊吹...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...白衣簪冠(さんかん)の人影こそ...
吉川英治 「三国志」
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