例文・使い方一覧でみる「冐」の意味


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...併し頭先づC君の誤謬を正すことを以つて始めずにはゐられないことを感ずる...   併し冐頭先づC君の誤謬を正すことを以つて始めずにはゐられないことを感ずるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...固より我等が師を選ぶは一層の險である...   固より我等が師を選ぶは一層の冐險であるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...却つて、駿河臺では野村と同じ室に居て、牛込へは時々遊びに來た渠の從弟といふ青年に心を許して居たが、其青年は、頗る率直な、眞摯な、險心に富んで、何日でもニコニコ笑つてる男であつたけれど、談一度野村の事に移ると、急に顏を曇らせて、「從兄には弱つて了ひます...   却つて、駿河臺では野村と同じ室に居て、牛込へは時々遊びに來た渠の從弟といふ青年に心を許して居たが、其青年は、頗る率直な、眞摯な、冐險心に富んで、何日でもニコニコ笑つてる男であつたけれど、談一度野村の事に移ると、急に顏を曇らせて、「從兄には弱つて了ひますの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...感(かんばう)に犯(をか)されたる事(こと)未(いま)だ一度(いちど)もあらず...   感冐に犯されたる事未だ一度もあらずの読み方
關寛 「命の鍛錬」

...險の道ぢやありませんか...   冐險の道ぢやありませんかの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...なんの險が自慢になるものですか...   なんの冐險が自慢になるものですかの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...險とは信じる力だ...   冐險とは信じる力だの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...されば戀愛と險とを骨子とせる彼の romance なるものは主として此等の事蹟を傳ふ...   されば戀愛と冐險とを骨子とせる彼の romance なるものは主として此等の事蹟を傳ふの読み方
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」

...「ひとつお前の險談を...   「ひとつお前の冐險談をの読み方
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」

...そつと自分勝手に大膽な險を敢てすると云ふ...   そつと自分勝手に大膽な冐險を敢てすると云ふの読み方
永井荷風 「或夜」

...生食はかなり険にちがいない...   生食はかなり冐険にちがいないの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...重い流行感には三四度かかつたが...   重い流行感冐には三四度かかつたがの読み方
南部修太郎 「自分のこと」

...云ひ換へればそれは殆んどすべての場合に文藝作品の涜であり...   云ひ換へればそれは殆んどすべての場合に文藝作品の冐涜でありの読み方
南部修太郎 「文藝作品の映畫化」

...險を試みた距離の遠近に於て...   冐險を試みた距離の遠近に於ての読み方
原勝郎 「足利時代を論ず」

...つくづく自分に險心の足りないことを悲しむばかりであつた...   つくづく自分に冐險心の足りないことを悲しむばかりであつたの読み方
堀辰雄 「あひびき」

...種々(しゆ/″\)不思議(ふしぎ)な險談(ばうけんだん)でした...   種々不思議な冐險談でしたの読み方
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」

...大膽と戀との舊い險を語つてゐた...   大膽と戀との舊い冐險を語つてゐたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

...險ずきな人間になつてゐた彼には...   冐險ずきな人間になつてゐた彼にはの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「冐」の読みかた

「冐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「冐」


ランダム例文:
美浜   睿宗   横臥  

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