...わたしは印刷所に頼んで『破れ』を集めて辛うじて三册を製本することができましたが...
石川三四郎 「浪」
...伊弉册の黄泉つ比良坂の傳説と...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...一册から一篇づつ拔き取ることを許してもらつた...
太宰治 「『思ひ出』序」
...「日本文典」は長崎に一册現存するさうで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また前記三著のうち「和英對譯商用便覽」も一册現存して...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...伊弉册神をこゝにはふりまつりけるよしいひつたへて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...やがてそれをまとめて一册の本にしたらということになった...
中村研一 「「絵画の見かた」あとがき」
...一軒ではエラリイ・クイインの「エヂプト十字架の祕密」と「ロオマ劇場事件」と「支那オレンヂの祕密」の邦譯三册を...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...それには細長(ほそなが)い短册型(たんざくがた)のものもありますが...
濱田青陵 「博物館」
...彼の小説論を二册ばかりと...
堀辰雄 「小説のことなど」
...……彼は書棚のうちにふと一册の本の表題――ジョルジュ・サンドの「フランソワ・ル・シャンピ」を見つける...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...僅かにショオベンハウエルの一二册とニイチェ全集だけだつたことがあつた...
堀辰雄 「二三の追憶」
...それが全部で十四册(そのうち一册紛失す)ある...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...ただ出版者の希望に從つて今までの分を一册に纏めたといふに過ぎない...
三木清 「人生論ノート」
...その爲に買つた二册だつたかと思ふ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...日記(にき)ものせむとて買ひし册子もまだ白紙のまゝなるは...
森鴎外 「舞姫」
...どうかすると二册づつも出して來てゐたのであるが...
若山牧水 「樹木とその葉」
...今朝屆いた雜誌を一册載せたばかりの机の上には冷たい濕氣が浸みてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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