...伍子胥(ごししよ)の伝の所が十冊ばかり...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...最後の2冊はが科学についてであって...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...およびツェルトレーベン・イン・シビリーンとの三冊を合本にて送ってくれ...
大杉栄 「獄中消息」
...三冊合本して送ってくれ...
大杉栄 「獄中消息」
...そして初めて自分の前の短冊の山に気がついたやうにとろんこの眼を見すゑた...
薄田泣菫 「茶話」
...バアリイはポケットから一冊の祈祷書を取り出し...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それも一冊でも捨てないやうに保存してある...
土田杏村 「私の書斎」
...中学に行くようになってからは、小冊の地文学、地理書のようなものを数多く読み、また小説なども大いに読んだものである...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...先(ま)ず洋装の教科書をば物珍しく一冊々々ひろげて見ていたが...
永井荷風 「すみだ川」
...緑雨(りょくう)の『油地獄』一冊とを示して頻(しきり)にその妙処を説いた...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...その時この人の座右(ざう)の書冊...
中里介山 「大菩薩峠」
...三十枚綴じた本が一冊...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...この小冊子もまた...
福沢諭吉 「旧藩情」
...現に座右にあれどちょっと多冊でその文を見出さず...
南方熊楠 「十二支考」
...あのイギリス名画集の別の一冊に「最後の章」という絵がありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ご存じあらば自作の詩集を一冊購いたまえといい...
室生犀星 「洋灯はくらいか明るいか」
...六七冊の本が並んでい...
山本周五郎 「青べか物語」
...その顔のすぐ横にある赤い小さな短冊の中には中村珊玉(さんぎょく)という四文字が書いてありましたので...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
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