...急に頭の上にドタンバタンという激しい音がすると共に階段の上からネルソン辞典が四五冊...
海野十三 「階段」
...三冊の割で何か送ってくれ...
大杉栄 「獄中消息」
...十冊版のそれとは異なった分類を採る...
豊島与志雄 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...パリーではごく少数の人からしか読まれていない友の作品が――(数冊の詩集と論文集)――それらのイタリー人たちから翻訳されて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...駒井さんが出してくれた二三冊の書物も...
豊島与志雄 「白い朝」
...然らばここに一冊子あり...
永井荷風 「猥褻独問答」
...試しに一冊だけをやらせてみて頂戴」「では...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は外出の時いつも一冊のノートをポケットに持ち...
中島敦 「光と風と夢」
...短冊は失(な)くしてしまうとは...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...短冊(たんじゃく)でも出された日には...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...同氏の著述は一の小冊に過ぎぬけれども...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...涙香の翻訳に用いた探偵小説の原著を発見して二三十冊も買いこんだことがあった...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...目立つ場所に同じ本が一冊あったからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...短冊色紙の類いを数多く並べてうっていた世にも佗びしい姿だった...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...もし道修町(どしょうまち)の薬屋の若旦那新護(しんご)花嫁を迎へし喜びに祝の句を集めて小冊子となしこれを知人に配るとすれば風流の若旦那たるを失はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...三冊はあって速達しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私も自作の詩を書いた短冊を頂いたことがあります...
山本笑月 「明治世相百話」
...必ず何冊かの本が出て来た...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??