...原大佐は一冊の薄いパンフレットをわたしたが...
海野十三 「太平洋魔城」
...近世ブルジョア社會に反對する小冊子を書くべき任務を帶びてゐた...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...おまけに丸善で幾冊か新しい本を買へようといふものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...」を保田与重郎が送ってくれ、わがひととは、私のことだときめて再読、そのほか、ダヴィンチ、ミケランジェロの評伝、おのおの一冊、ミケランジェロは再読、生田長江のエッセイ集...
太宰治 「碧眼托鉢」
...だがそのときには私の第一分冊は全く稿を了(お)え...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...たしか全部で百冊あったはずである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...Le grand Dictionaire Francois Halma 二冊...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...明朝上山が「権三」と「世界」二冊持って帰るわけ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...この短冊の文字面の右端側から...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...また中篇短篇とりまぜて一冊分仕上げ...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...『唐代叢書』五冊に収めた『開元天宝遺事』に...
南方熊楠 「十二支考」
...一冊の『冬を越す蕾』がまとまるだけの仕事をしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...注文したもの支那四冊、スペイン二冊...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに僕の持っているのは二冊物だが...
森鴎外 「二人の友」
...まるで一篇の草冊子(くさぞうし)か何かを読むようである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...三人一冊とかの割当てについても...
山本実彦 「十五年」
...近く支那の苦力の食物と労働能力との関係に就いて科学的に研究された一冊の書を予等に贈られた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼らが小さい一冊の本を書くためにも...
和辻哲郎 「ある思想家の手紙」
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