...内藤伸氏は帝国美術院会員の栄職を負う...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...内藤兵衛尉朝親さまが京都よりの御土産として新古今和歌集一巻を献上なされ...
太宰治 「右大臣実朝」
...「内藤幸吉さんを...
太宰治 「新樹の言葉」
...ご存じでしょう?」「内藤...
太宰治 「新樹の言葉」
...これから内藤の屋敷内へ寄って行かにゃならねえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...子規も生前から内藤先生と呼んでいた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...四谷内藤新宿の家に引き籠って額に深い竪皺を刻んでいた...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...ありたけの胸のおもいを寄せるようになった内藤房子は...
平林初之輔 「人造人間」
...鎌倉の別邸では、内藤房子は、朝ばあやが運んで来てくれた牛乳をのんでから、うとうとしているうちに赤ん坊に乳房をふくませたままいつの間にかぐっすり熟睡してしまった...
平林初之輔 「人造人間」
...三江戸市中で客を泊めることができるのは、宿屋のほかに新吉原、品川、内藤新宿、板橋の四カ所だけである...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...梅原と内藤と三人で「炬火(たいまつ)」を観たが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...内藤勝介(ないとうかつすけ)――などという良い家来を...
吉川英治 「新書太閤記」
...山県(やまがた)隊を始めとし、小山田隊、原隊、内藤隊、ことごとく多量な犠牲をのこして退いたが、ひとり馬場信房だけは、その手に乗らなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その本丸に内藤信成(のぶしげ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...信雄が単独講和をむすんだという真相は、すぐ徳川家の家中一般に聞えて、「こは、意外な」とばかり、井伊兵部(いいひょうぶ)、榊原康政(さかきばらやすまさ)、大久保忠助(ただすけ)、同じく忠隣(ただちか)、本多(ほんだ)弥(や)八郎(ろう)、同平八郎忠勝(ただかつ)などの多感多血の若手を初め――鳥居忠政(とりいただまさ)、戸田十郎右衛門(とだじゅうろうえもん)、内藤新五郎、松平康次(まつだいらやすつぐ)、同与一郎広家(よいちろうひろいえ)、同孫六郎康長(まごろくろうやすなが)、安藤彦十郎、酒井与七郎(よしちろう)、阿部正定(あべまささだ)らの分別ある部将にいたるまでが、「ほんとか」「ほんとらしいのだ」と、顔を合わせるごとに、信じ得ぬもののように確かめ合っては、各所で騒然(そうぜん)たる声を起していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...内藤万右衛門どのの家に引きとられて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...内藤策君の抒情詩社から出したものであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...内藤ジョアンも部下の兵と共に城に入った...
和辻哲郎 「鎖国」
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