...彼女の返答は内応があって、とても納得できた...
...内応に欠ける言葉を発したため、彼には信じられなかった...
...音楽の内応が心地良く響いた...
...この文章には、内応のない部分がある...
...内応を大切にしたコミュニケーションは、信頼関係を築く上で重要だ...
...岐阜においては三七どのがふたゝび上方をてきになされて柴田がたに内応あそばし...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...これに内応した中津の増田増太郎(ますだますたろう)...
蜷川新 「天皇」
...摂津(せっつ)そのほか所在の内応も少なくない...
吉川英治 「黒田如水」
...ひたすらこの御着(ごちゃく)の城内から内応の合図があるのを待ちかまえておる様子でございまする...
吉川英治 「黒田如水」
...――内応の火の手をあげよ...
吉川英治 「黒田如水」
...「この恩知らずめ! よくも曹操と内応して...
吉川英治 「三国志」
...魏軍が城下へ来たら突如としてそれに内応し...
吉川英治 「三国志」
...――縷々(るる)と、陳(の)べてあるほかに、内応の密計が、べつの一葉に、仔細に記してあったのである...
吉川英治 「三国志」
...美濃の斎藤と内応して...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長に離叛(りはん)して、しかもその上、駿府の今川家からは、(果たして、彼の内応は、根も葉もない偽りだった)と、邪視されたことである...
吉川英治 「新書太閤記」
...内応(ないおう)の手筈はできておりまする...
吉川英治 「新書太閤記」
...さすれば賊の陣は、夜討の不意と、内応の混乱とに、めちゃくちゃとなって、四分五裂するにちがいない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内応のうごきは見えたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内応によって官軍は勝ったのだし、一陣地は奪取したのだ――そのうえ、内応の賊将、黄信、林冲、史進、秦明などは、挙げて彼の馬前へ来て、投降していた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内侍所(ないしどころ)(三種の神器)の奉還に内応したといううわさが当時あったというのは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...金吾中納言秀秋(きんごちゅうなごんひであき)が敵に内応して...
吉川英治 「宮本武蔵」
...掠奪に来た荒木の兵士やそれに内応した村人たちに対し...
和辻哲郎 「鎖国」
...池田丹後は他の部将たちと共に信長方に内応し...
和辻哲郎 「鎖国」
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