...(太平記に曰く、「或は内奏より訴へ勅許を蒙れば、決断所にて、論人に理を付け、又決断所にて、本土安堵を給はれば、内奏に、其地を別人の恩賞に行はる...
蜷川新 「天皇」
...近臣臨時に内奏を経て...
蜷川新 「天皇」
...こんなに月が重なるまで御内奏もあそばされなかったと皆驚いてささやき合った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...僧侶にまで一跡(せき)二跡と内奏より申し賜はりければいまは武士に頒(わか)つべき地も闕所(けっしょ)すべて...
吉川英治 「私本太平記」
...内奏の運動がおこなわれたのは事実であろう...
吉川英治 「私本太平記」
...内奏のきく准后(じゅんごう)のあたりまでが...
吉川英治 「私本太平記」
...内奏(ないそう)をとげて...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉のはからいと内奏(ないそう)によって...
吉川英治 「新書太閤記」
...御内奏でもあって...
吉川英治 「親鸞」
...範綱は、その人々が去るのを待ってから、すでに、新大納言に謀叛(むほん)の下ごころがあることを、平家方では、察知しているということを、今日の庄司七郎の言葉を例証として、つぶさに、内奏した...
吉川英治 「親鸞」
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