...仕事に兼帯することは大変だ...
...このポジションを兼帯することができますか?...
...学業とアルバイトを兼帯している学生が多い...
...夫は医師で、兼帯で市議会議員をしている...
...この役職は兼帯できないため、どちらかを選択する必要がある...
...その薬味箪笥を置いた六畳敷ばかりの部屋が座敷をも兼帯していて緑雨の客もこの座敷へ通し...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...すべて一つで兼帯している...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ここで昨日の夜食と兼帯な朝飯をして九時五十分にこの地を離れた...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...たった一軒飯屋兼帯の泊まり宿があって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...客間兼帯の書斎は六畳で...
田山花袋 「少女病」
...朝昼兼帯の食事を階下の食堂で済ませてから...
中島敦 「狼疾記」
...五十九お時の御給仕で朝食兼帯(あさめしけんたい)の午(ひる)の膳(ぜん)に着くのも...
夏目漱石 「明暗」
...主人も兼帯(けんたい)の貧乏浪人でもあったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...例繰方撰要方兼帯(れいくりかたせんようかたけんたい)というケチな役...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...家光の代に御鉄砲御用衆筆頭大筒方兼帯を仰付けられ...
久生十蘭 「ひどい煙」
...朝昼兼帯食、パンにさせる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...これ一枚で雨戸兼帯だつた...
牧野信一 「悪筆」
...便利なこんな昼夜兼帯の雨戸なんて!」私は...
牧野信一 「悪筆」
...この昼夜兼帯の硝子戸一枚の家の主人にはなつたが...
牧野信一 「悪筆」
...叔父と兼帯で二階の八畳の間を書斎に定めてゐた...
牧野信一 「妄想患者」
...事務所とも校長の寝室とも兼帯で三畳敷...
正岡子規 「病牀六尺」
...そこでわたしたちは一食で両方兼帯(けんたい)の昼食を食べて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...嘴(くちばし)と鼻を兼帯にして阿呆(あほう)阿呆と鳴き渡り...
夢野久作 「鼻の表現」
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