例文・使い方一覧でみる「兼」の意味


スポンサーリンク

...そして何(な)んともいえぬ威厳(いげん)と温情(おんじょう)との(か)ね具(そなわ)った...   そして何んともいえぬ威厳と温情との兼ね具ったの読み方
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」

...(か)ねて、襲来するかもしれないと思われていたのであるが、いま斯(こ)うして、北海道と、青森県の、ほぼ中間を覘(ねら)って、大挙襲来しているのを知っては、流石(さすが)に、戦慄(せんりつ)を感じないわけに行かなかった...   兼ねて、襲来するかもしれないと思われていたのであるが、いま斯うして、北海道と、青森県の、ほぼ中間を覘って、大挙襲来しているのを知っては、流石に、戦慄を感じないわけに行かなかったの読み方
海野十三 「空襲葬送曲」

...ねて午食せむと...   兼ねて午食せむとの読み方
大町桂月 「杉田の一夜」

...しばらくして冗談的口調で『皆んな待ねたでせうね』と申します...   しばらくして冗談的口調で『皆んな待兼ねたでせうね』と申しますの読み方
土井八枝 「隨筆 藪柑子」

...今晩避難の意味をねて湖中に出でたということは...   今晩避難の意味を兼ねて湖中に出でたということはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...どうでせう」主人又兵衞はこの爭ひを見て口を容れました...   どうでせう」主人又兵衞はこの爭ひを見兼て口を容れましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...東宮博士大学頭範雄の三男の範を葛木の婿にえらび...   東宮博士大学頭範雄の三男の範兼を葛木の婿にえらびの読み方
久生十蘭 「無月物語」

...私は一度右の帝室博物館の天産部に勤していたことがあった...   私は一度右の帝室博物館の天産部に兼勤していたことがあったの読み方
牧野富太郎 「寒桜の話」

...社長編輯長の山本は...   社長兼編輯長の山本はの読み方
正宗白鳥 「編集者今昔」

...おっかさん役おかみさん役任のため...   おっかさん役おかみさん役兼任のための読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...真偽のほどはわからないが、おと寝た男は、きまってしっつぁんの訪問を受ける...   真偽のほどはわからないが、お兼と寝た男は、きまってしっつぁんの訪問を受けるの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...雑貨と洋食屋を業している家の二女で...   雑貨と洋食屋を兼業している家の二女での読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...こんな気をしていらっしゃる...   こんな気兼をしていらっしゃるの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...身方(みかた)の親戚知友はもとより新夫人の両親骨肉及(および)「鷹の宿」の隣家に住める医師、、弁護士の免状所有者にして、篤学(とくがく)の聞え高きランドルフ・タリスマン氏迄も招待して、盛大なる華燭の典を挙げ、附近住民をして羨望渇仰の眼を瞠(みは)らしめぬ...   身方の親戚知友はもとより新夫人の両親骨肉及「鷹の宿」の隣家に住める医師、兼、弁護士の免状所有者にして、篤学の聞え高きランドルフ・タリスマン氏迄も招待して、盛大なる華燭の典を挙げ、附近住民をして羨望渇仰の眼を瞠らしめぬの読み方
夢野久作 「押絵の奇蹟」

...好も京へ帰る身なので...   兼好も京へ帰る身なのでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...前々から山木判官隆の祈祷(きとう)の師で...   前々から山木判官兼隆の祈祷の師での読み方
吉川英治 「源頼朝」

...尤も所長小使だが……」冗談らしくいったが...   尤も所長兼小使だが……」冗談らしくいったがの読み方
蘭郁二郎 「植物人間」

...平戸訪問をねて博多へダルメイダを派遣することに決したのである...   平戸訪問を兼ねて博多へダルメイダを派遣することに決したのであるの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「兼」の読みかた

「兼」の書き方・書き順

いろんなフォントで「兼」

「兼」の英語の意味

「兼なんとか」といえば?  


ランダム例文:
ブーケ   暮れ行く   涙ながらに  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
最悪期   停戦合意   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る