...もうすぐ大学で典薬の試験がある...
...典薬師として薬局で勤めている...
...この本は、漢方薬の典薬として有名だ...
...昔の時代、典薬を作るために必要な材料は何も手に入らなかった...
...典薬を学ぶために、国立医薬大学に進学した...
...就てはこの頃或典薬之助(てんやくのすけ)が...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...典薬が手当も効を見ず...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...羽州(うしゅう)米沢(よねざわ)の典薬勝成裕(かつせいゆう)が...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...典薬は占めたと腹のなかで小躍(こをど)りした...
薄田泣菫 「茶話」
...」典薬は鶉のやうに背(せな)を円めてお辞儀をした...
薄田泣菫 「茶話」
...すると誰言ふとなくその鶉は典薬が大金を出して...
薄田泣菫 「茶話」
...延喜式の中に典薬寮に納むる貢進種目として「近江七十三種...
中里介山 「大菩薩峠」
...典薬左井黙庵(てんやくさいもくあん)の次子...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...城内典薬たちの診断と違わなかった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...華陽は典薬頭(てんやくのかみ)半井景雲(なからゐけいうん)の門人で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此女が長じて京都の典薬頭(てんやくのかみ)某の婢となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしはこれを典薬頭と解した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...典薬頭某は先妻が歿して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...京都の典薬頭の家は唯一の錦小路家あるのみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それを正親町(おおぎまち)天皇が出(いだ)して典薬頭(てんやくのかみ)半井(なからい)通仙院(つうせんいん)瑞策(ずいさく)に賜わった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『延喜式(えんぎしき)』の典薬寮式に...
柳田国男 「海上の道」
...当時は典薬頭(てんやくのかみ)に属していたが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...さっそく典薬寮(てんやくりょう)の太医...
吉川英治 「三国志」
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