...そして風の具合がいいので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あまり具合がいいものだから...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...椅子に坐ってみても丁度(ちょうど)腰の下ろし具合がいい...
海野十三 「蠅」
...具合がいいようだったら一夏置いて貰って...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...脚気(かっけ)のほうも、最近は、しびれるような事も無く、具合がいいので、五、六日前から少しずつ、酒の稽古をはじめて居ります...
太宰治 「風の便り」
...あなただってそんなに具合がいいわけじゃないし...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...二十七日□□子の具合がいいという知らせがきてきのうは幸福な日だった...
中勘助 「島守」
...いかにも具合がいいものだから...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...近頃はちっとは具合がいいかい」「なあに...
夏目漱石 「草枕」
...こいつあ具合がいいや」と彼はいった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...恰度具合がいいので大変うれしく思ひます...
原民喜 「書簡」
...今後日本の進路を開いていくのに非常に具合がいいと思うんだが...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...それより具合がいいのはなによりだから...
山本周五郎 「柳橋物語」
...体の具合がいいか悪いか...
吉川英治 「下頭橋由来」
...それから、どえらい煙を天まで届(とど)くように吹きあげ、さて彼はいう――「こいつは、具合がいい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...これは具合がいい...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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