例文・使い方一覧でみる「其の他」の意味
スポンサーリンク...話の数（かず）もガラン訳の四倍あり其の他のものの三倍はあるが... 
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...同八日には在京委員から「鉱毒の衛生其の他に及ぼす被害に付請願書」が提出された...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...其の他の文化技術の至る処に...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...其の他の弾圧も亦...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...其の他の諸団体は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...当時のフランス其の他の一連の抑圧されたブルジョア階級の利益を刻印されたので...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...其の他其の他）がなぜあんなに文学的な美しさを持っているか...
戸坂潤 「思想としての文学」
...又其の他一般の文化現象に就いても...
戸坂潤 「思想としての文学」
...わずかに人間学其の他というような狭い盆地で...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...社会科学についても文芸其の他についても...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...国民精神・日本文化・国民道徳・其の他は...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...之を一々文獻其の他に依り證據立てることは必ずしも難き事でないが...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...又近頃のやうに支那の敦煌其の他西域地方からして多くの眞跡が發掘されると云ふことになつて...
内藤湖南 「北派の書論」
...イラ痒い瞼、ひえびえとする野面の風にひえびえとしたみすぼらしい顔の中から、この遠近（をちこち）を嘆賞するもないもんだなぞ、云つては呉れるな人々よ、自然の与件は、何時でも生理のまゝに享受してゐる者でこそあれ、希望を持つて生きてゐるとも云へるので、其の他はすべて、謂はば野心で生きてゐるのだ...
中原中也 「その一週間」
...老人は其の他にも無名の田代が孫兵衞山（まごびようやま）の附近にあるといつてゐたから...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...次で法隆寺にある太子、其の他香の数は、和香木を加えると数限りもありません...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...宝石其の他の所有物を奪い...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...又其の他諸先生が居られる...
森鴎外 「假名遣意見」
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