...軍事力によって敵国を征服するために兵燹を起こした...
...兵燹の被害にあった都市は復興に大きな時間と手間を要する...
...映画の中で、兵燹が起きた時代を舞台にした物語が描かれていた...
...兵燹による死傷者数は非常に多く、惨状が報道された...
...あの国では古代から度々兵燹が起きており、歴史に名を残す出来事となっている...
...兵燹(へいせん)を逃(のが)れて山の月の庵(いお)五月二十七日 北軽井沢に桜間...
高浜虚子 「六百句」
...無慚の兵燹を 435攘ひて水師防ぐこと少しも汝望まずば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...645しかはあれどもアルゴスの衆人中にわれを彼、アートレ,デース無禮にも、さながら一の放浪の徒たるが如く恥ぢしめし時を思へば、憤激はわが胸そゝる、いざ歸り我の答を傳へ曰へ、プリアミデース・ヘクトール勇を奮ひてアルゴスの 650子らを殺しつ、兵燹に船を亡し、進み來てミルミドネスの陣犯す其時未だ到らずば、われ鮮血を流すべき戰思ふことあらず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 300船より敵の兵燹をアカイア軍勢攘ひ得て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
......
富澤赤黄男 「天の狼」
...近古罹兵燹而散亡」と云つてあるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...縦(たと)ひ天災兵燹(へいせん)を閲(けみ)しても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...信貴越大阪兵燹(へいせん)の余焔(よえん)が城内の篝火(かがりび)と共に闇(やみ)を照(てら)し...
森鴎外 「大塩平八郎」
...中国の地を兵燹(へいせん)から助け...
吉川英治 「黒田如水」
...松千代とてまだ幼いし」兵燹(へいせん)の黒煙みなぎる空を見ては...
吉川英治 「黒田如水」
...本能寺一夜の兵燹裡(へいせんり)に歿し去っている...
吉川英治 「剣の四君子」
...洛陽の離散から長安の大乱と果てなき兵燹乱麻(へいせんらんま)のなかに...
吉川英治 「三国志」
...庶民に兵燹(へいせん)の苦しみも及ぼさずに行えることですから...
吉川英治 「三国志」
...兵燹(へいせん)から救われたことは...
吉川英治 「三国志」
...時々刻々(じじこっこく)兵燹(へいせん)のけむりは叡山(えいざん)だけに濃かったのではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の浄信寺(じょうしんじ)というのが先頃の兵燹(へいせん)に会ったため...
吉川英治 「新書太閤記」
...炎々たる兵燹(へいせん)に罹(かか)った...
吉川英治 「新書太閤記」
...兵燹(へいせん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
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