...第二に地方の公共団体や地方の行政機関と結託すると否とに依って決せらるる状態となった...
大隈重信 「選挙人に与う」
...職業遍路(信心遍路に対して斯く呼ばれる)としては身心共に卑しくなかった...
種田山頭火 「物を大切にする心」
...専門家の間に共通な物的な実証標準がいつでも眼の前にあるので...
戸坂潤 「思想としての文学」
...とり残された共犯者が清潔な触手で追ひかける...
富永太郎 「PANTOMIME」
...中国人と共存的生活をなす肚のある日本人が要望される...
豊島与志雄 「中支生活者」
...下で轟然(ごうぜん)たる音がすると共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...父共に外にあり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...親分もそれを知っていなすったんで――」「共同井戸の流しの下に投(ほう)り込んであったはずだ――蚯蚓(みみず)の巣の中に五百何十両は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...知覺も、感情も、意志も、悟性も、すべての意識が消滅して、土塊と共に、永遠の無に歸するであらう...
萩原朔太郎 「宿命」
...昼夜共大満員である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私共と遊びましょうよ」と云いながら...
宮本百合子 「いとこ同志」
...と云ったけれ共、栄蔵はきかなかった...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...随分悪い事をしでかす女共ではありますが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...私は文字通り日夜美しいものと共に暮し...
柳宗悦 「四十年の回想」
...必ずそれが国民の公共利益に合致するのだということを...
矢部貞治 「政治学入門」
...それと共にピサロは...
和辻哲郎 「鎖国」
...それと共にその名声をも失ったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...同君と木村荘八(きむらしょうはち)君との共著『大同石仏寺』が出たのは関東震災よりも前である...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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