...さうして前の否定も後の肯定も共に眞實である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...Cはすでに思想的には大ぶはっきりした共産主義者だったがまだ共産党のいわゆる「鉄の規律」の感情には染まっていなかった...
大杉栄 「日本脱出記」
...このルール占領や戦争に反対している共産党やC・G・T・Uの方はどうかというに...
大杉栄 「日本脱出記」
...私共印度人は今日では英国の前には両手両足を縛(しば)られた赤子も同然です...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...人々はこれらの物を共有の状態から取り去ってしまうとしたところで...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
... 225酒に亂るるあゝ汝! 汝他と共戰鬪の爲めに武裝を敢てせず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...得て技巧上から見ようとする専門的見地に禍されない私共に取つて...
野口米次郎 「能楽論」
...物みなは歳日と共に亡び行くこの文中にある郷土の景物は...
萩原朔太郎 「宿命」
...無心の小児が父を共にして母を異(こと)にするの理由を問い...
福沢諭吉 「日本男子論」
...藤山・渡辺共に少しよくなった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...共産党の公判は公開ではあるが...
宮本百合子 「共産党公判を傍聴して」
...東海岸地帯は日本と共通するものが多かったと想像できる...
柳田国男 「海上の道」
...芝居役者と共同の興行をやって見て...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...共に昭々の春日を楽しみ得ん...
吉川英治 「三国志」
...大勢の味方と共に自刃するなど...
吉川英治 「私本太平記」
...刻々に迫る城の運命と共に...
吉川英治 「新書太閤記」
...浪士共の気勢は甚だ違ってくると思う……これは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...(ほんとにあってくれればよいが……いや、ある筈がない)あんな事、いわなければよかった――、その悔恨が、時と共に、もくもくと拡大されて行った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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