...荷兮野水(かけいやすゐ)等に後見(うしろみ)して『冬の日』『春の日』『あら野』等あり...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...猶兮若レ畏二四隣一...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...儼兮其若レ客...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...敦兮其若レ樸...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
......
高浜虚子 「俳句への道」
...即ち如切如磋道學也から有斐君子、終不可兮、道盛徳至善民之不能忘也までがそれである...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...径万里兮度沙幕(ばんりをゆきすぎさばくをわたる)為君将兮奮匈奴(きみのためしょうとなってきょうどにふるう)路窮絶兮矢刃摧(みちきゅうぜつししじんくだけ)士衆滅兮名已(ししゅうほろびなすでにおつ)老母已死(ろうぼすでにしす)雖欲報恩将安帰(おんにむくいんとほっするもまたいずくにかかえらん)歌っているうちに...
中島敦 「李陵」
...彼が蒼い顔をして沢畔に行吟していると、其所(そこ)へやって来た漁父が、「滄浪之水清兮、可三以濯二吾纓一...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...滄浪之水濁兮、可三以濯二我足一』と歌つて諷刺した...
新渡戸稻造 「教育の目的」
......
原民喜 「かげろふ断章」
...――李白――帰去来兮...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...致仕号巵兮云」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...登二彼西山一兮...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...于嗟徂兮...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...あるじは貧(ひん)にたえし虚家(からいえ)杜国(とこく)田中なる小万(こまん)が柳おつる頃荷兮(かけい)霧に舟曳(ひ)く人はちんばか野水(やすい)たそがれを横に眺(なが)むる月細し杜国(とこく)隣(となり)さかしき町に下(お)り居(い)る重五(じゅうご)田中の小万は世にもてはやされた美女であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...瓢兮歌(ひさごのうた)だ...
山本周五郎 「新潮記」
...それに酔筆と思える闊達な筆で「瓢兮歌」という詩が書いてあった...
山本周五郎 「新潮記」
...瓢兮(や)瓢兮吾れ汝を愛す汝能(よ)く酒を愛して天に愧(は)ぢず消息盈虚(えいきょ)時と与(とも)に移る酒ある時跪座(きざ)し酒なき時顛(ころ)ぶ汝の跪座する時吾れ未だ酔はず汝まさに顛ばんとする時吾れ眠らんと欲す 一酔一眠吾が事足る世上の窮通何処(いづく)の辺「世上の窮通何処の辺」そっと口のなかで返唱したかれは...
山本周五郎 「新潮記」
便利!手書き漢字入力検索