...六朝時代には文化が栄えた...
...六朝文学は中国の古典文学の一つである...
...六朝玉器は美しい装飾が施された逸品である...
...この地域には六朝遺跡が多数存在している...
...「六朝煙雨」という言葉があるように、六朝時代は詩歌が盛んであった...
...これまでは漢時代の画像石か六朝時代の仏像或はその附属物として沙門の像や獅子位のものであつた...
會津八一 「支那の明器」
...ことに嬉しいのは六朝以後唐時代に至る間の将軍...
會津八一 「支那の明器」
...支那の漢から六朝時代までの書畫の拓本をあつめて我が大學内で展覽會を開き...
會津八一 「拓本の話」
...六朝あたりの碑碣の拓本...
高村光太郎 「書の深淵」
...様式のみからいえば大陸の六朝や隋の移入が目立ち...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...そこには不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)と六朝(りくちょう)風な字で彫った古い苔(こけ)むした自然石が倒れ掛かっていた...
橘外男 「逗子物語」
...六朝の十時に私は停車場へ向った...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...六朝の時の字引の姿を其の儘見ることが出來ると云ふことを喜んで居るのであります...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...これは六朝より唐までの貴族政治のおかげで...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...即ち六朝以來唐宋元明までの書と云ふものは古來相傳の法があつて...
内藤湖南 「北派の書論」
...近年の發掘に依ると、六朝時代の書、勿論發掘は重に北方に行はれるからでもあるが、兎に角六朝時代の書と云ふものは、粗朴の點は勿論あるけれども、其の拙劣なことも亦蔽ふべからざるものであつて、之を同時に土から出る所の唐人の書に比べて見ると、其の工妙其の品位に於て遙に下るものである...
内藤湖南 「北派の書論」
...六朝風(りくちょうふう)の筆で...
中里介山 「大菩薩峠」
...十六朝起きて膳(ぜん)に向った時見ると...
夏目漱石 「行人」
...漢(かん)から六朝頃(りくちようころ)までの鏡(かゞみ)と...
濱田青陵 「博物館」
...支那の鞦韆が晋か六朝の初め頃からのものであるとしても...
原勝郎 「鞦韆考」
...皆六朝及唐代之書...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秦漢六朝の金石の文字にあつたことはいふまでもなく...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
...衣文の布置は呉の銅像式(六朝式)に基づいているように見えるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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