...六合目ほどで足をとどめて後をふり返った...
有島武郎 「親子」
...その女が書いてくれる手紙を私は実に多くの立派な学者先生の文学を『六合雑誌』などに拝見するよりも喜んで見まする...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...わが六合余...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...内地米六合(マヽ))では麦と混じて倍加しても私の胃袋を満たすには足らない...
種田山頭火 「一草庵日記」
...そこは彼にとつて唯一の安楽郷だ!今日の行乞所得米一升六合 銭四十一銭途上一杯の酒...
種田山頭火 「行乞記」
...銭 四十三銭今日の所得 行程七里米 一升六合此度の敬治居訪問はほんとうによかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...銭七十四銭と米六合(?)今日の行程は徒歩で三里...
種田山頭火 「行乞記」
...途中行乞(功徳は銭七銭米六合)...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...出-二入六合一...
辻潤 「自分だけの世界」
...お爺さんは「村入」で「わしとおまえは六合の米よ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...神(しん)は六合(りくごう)の中に飛ぶ」といいしに比す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...六合目か七合目かの石室が肉眼でもよく見えた...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...寢酒の三合を六合にする方が宜いか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...酒毎日五六合やり朝はビール二本のむとの話...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...第二十六 米の粉の朝飯(あさめし)も米の粉一合を牛乳六合でドロドロ位に長く煮て砂糖とクリームを掛けて食べます...
村井弦斎 「食道楽」
...蕎麦粉四合につき米利堅粉六合...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...戞然(かつぜん)と火の匂いを発して五合六合――二つの木剣が縄に捩(よじ)れて見えるばかり激しく打ち合った間髪...
吉川英治 「剣難女難」
...王平と五、六合戦ったが、尋常な剣技では比較にならない...
吉川英治 「三国志」
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