...秘密ではなく、公知の事実です...
...公知の通り、彼女は才色兼備です...
...その会社は業界では公知のリーダー企業です...
...彼の行動は周囲からは公知の問題点があると指摘されていた...
...その事件は公知の犯人だとすぐにわかった...
...此争ひの為めに主人公知らず/\自然の法則に背反することもあるべし...
石橋忍月 「罪過論」
...すでに公知の事実である...
海野十三 「生きている腸」
...このT市にああいう奇怪な存在があることは公知なのに...
海野十三 「深夜の市長」
...公知文献があるなら...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...公知ニ属スルヲ以テ...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...星尾助教授とで張り合っているという世間公知(せけんこうち)のかたわら...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...併し公衆は Publizitt・出版性・公知性の主体であり...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...公知に欠けがちな「意欲」や「主体」や乃至要するに「身辺」の使徒である或る種の文学者達が現実と云っているものと...
戸坂潤 「思想としての文学」
...姉小路少将公知(あねこうじしょうしょうきんとも)という若い公卿(くげ)さんが斬られた...
中里介山 「大菩薩峠」
...公知なのはフリッツ王の同伴者ラッツィン老大将が監視役ということ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...貴公知らないか、鴨は水に住んで卵を産み鼈(すっぽん)もわれも同様に卵を産む...
南方熊楠 「十二支考」
...阿野ノ式部大輔(だゆう)公知(きんとも)という色の小じろい男がいる...
吉川英治 「私本太平記」
...その公知が、ある日、彼女の局御所(つぼねごしょ)へ来て、「あねぎみ」と、これも近ごろ彼女がよく聞く忠義だてをヒソヒソと(ささや)いた...
吉川英治 「私本太平記」
...けれど公知は、人の口端(くちは)などに乗せられて、申すのではありませぬ」「では、噂は根無し草ではないというの?」「人は知らず、この私が、何でそんな軽はずみなものを持って、あねぎみのお心をわざわざ騒がせにまいりましょうか」公知(きんとも)は言いきッた...
吉川英治 「私本太平記」
...もともと公知は、廉子の父の公廉(きんかど)の家で育てられた者であった...
吉川英治 「私本太平記」
...廉子も公知の言には...
吉川英治 「私本太平記」
...むしろ公知以上な動揺をうちにもってきたふうであった...
吉川英治 「私本太平記」
...いとこの公知(きんとも)が知らせてきたことも...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??