...木戸公役徒(えきと)に雜り...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...人汝に一里の公役を強ひなば之とともに二里行く」生活のみが眞正に神に協ふの生活であるか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...いっぽう、主人公役は、自分が出るときは、いつも幕切れのまえでなければこまる、なぜなら、お客さんはそこで拍手(はくしゅ)するのだから、と、言いました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人形つかい」
...即ち公役に服せしむるのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...兵役は公役中の最高度のものである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...公役兵役につかしむるについては...
石原莞爾 「戦争史大観」
...国民が総て統制的に訓練せられ、全部公役に服し、更に奉公の精神に満ち、真に水も洩らさぬ挙国一体の有様となった時武力戦に任ずる軍人は自他共に許す真の適任者であり、義務と言う消極的な考えから義勇と言う更に積極的であり自発的である高度のものとなるべきである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...童子亦遭乃公役...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...公役の宿所には、それが大勢のばあいほど、土地の小寺院や長者屋敷などが、まま利用されていた...
吉川英治 「私本太平記」
...串崎船は公役を受くるに及ばず」という公役免除の墨付(すみつき)をうけており...
吉川英治 「私本太平記」
...向後の町の公役には...
吉川英治 「新書太閤記」
...これでは彼ら端公役の端公らしい土性骨は失(な)くなっていたことにもなる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...公役の途中から脱走してしまった体だ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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