...容堂公のを模して足らないのを駒形の眼鏡屋が磨(す)りました...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...公の結婚を取り締まったとて...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...私の父が奉公の年季が明けた頃にはもう素人で...
高村光太郎 「回想録」
...公の學成りて歸朝するや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其利必らず末松男の自由党に於けるよりも大なるものあらむ而も其の決して公の理想を満足せしむる能はざるものたるは毫も自由党対末松男の関係に異らざる可きのみ人或は公が既成政党の首領たる伎倆あるや否やを疑ふものあれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...明夷の卦の箕子之明夷などの語から推して爻辭が文王の作でなく周公の作であるとするやうな説は...
内藤湖南 「易疑」
...茂公の出鱈目がはじまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...それから当分の間は是公の事を...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...その時始めて「寝耳(ねみみ)に水」のごとくこの教訓が公の耳朶(じだ)を打ったとは思われぬ...
新渡戸稲造 「自警録」
...公の一身は重しと雖も...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...酔っているのぶ公の云うことなんか本気にするやつがあるかい」さぶはゆっくりと...
山本周五郎 「さぶ」
...なにも寒さに気を使って火桶の心配まですることはないはずだ」「それが貴公の悪い癖だというのだ」「またそいつか...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...おじさん」老小使の眼は十分な疑いをもってトム公の挙動を調べ始めた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...――信長公のご嫡男信忠様をも加えられて」「それで...
吉川英治 「黒田如水」
...御奉公の懈怠(けたい)になる)といって...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡き信長公の門葉(もんよう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...水戸家から烈公の十一番目の一子が養子に来て...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...少女とアブ公の戯れも...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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