...八段の試験を受けた経験がありますか?...
...彼は八段の棋士だそうです...
...そのギタリストは八段の技術を持っている...
...私は柔道の八段です...
...歌唱力が八段階で評価されるそうです...
...すると八段目左端も1であらねばならぬ...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
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佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...その頃本因坊は既に名人だつたが、私はまだ八段で、名人になれるかどうかも皆目判らない時分さ...
関根金次郎 「本因坊と私」
...第六十八段、大根が兵士に化ける話は少し怪しいが、次の六十九段と合せて読んで見ると寓意(ぐうい)を主として書いたものとも思われる...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...第三十八段、名利(みょうり)の欲望を脱却すべきを説く条など、平凡な有りふれの消極的名利観のようでもあるが、しかしよく読んでみると、この著者の本旨は必ずしも絶対に名利を捨てよというのではなく、「真の名利」を求めるための手段として各人の持つべき心掛けを説いているようにも思われる...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...少し離れてるところにある田を八段ばかりと...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...忠臣蔵の八段目の道行の如きは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...朝廷ではその屍体を八段に斬り...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...一方自負(ふ)しつつ出でざる坂(さか)田三吉八段(だん)に或る憐憫(れんみん)さへ感(かん)じてゐる者だが...
南部修太郎 「下手の横好き」
...「流八頭(ながしやつがしら)」とか「八段之舞(はちだんのまひ)」とか「真之型(しんのかた)」とか「序破急之伝(じよはきふのでん)」とか「大極之伝(たいきよくのでん)」とか「真之掛留(しんのかかりとめ)」とか「作物出(つくりものだし)」とか「祝言之式(しうげんのしき)」とか「祝言之舞(しうげんのまひ)」とか...
野上豊一郎 「演出」
...木村八段の将棋講座のラジオ放送を聞いた...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...この木村八段のご注意は非常に深い感銘を私に与えた...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...黒繻子(くろじゅす)と八段(はったん)の腹合わせの帯をヒッカケに結び...
二葉亭四迷 「浮雲」
...八十八段もあるR漁場の魚見櫓での作業に慣れてゐる私達にとつては遊戯にも等しいものであつた...
牧野信一 「酒盗人」
...八重霞といふもの固(もと)より八段に分れて霞みたるにあらねば...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...八重霞というものもとより八段に分(わか)れて霞みたるにあらねば...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...田代八町八段余とあり...
柳田國男 「地名の研究」
...八段ほどのぼっていた...
吉川英治 「私本太平記」
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