...「八朔」は、日本の七夕祭りで短冊に願い事を書くために使われる柚子のこと...
...「八朔」は、8月1日に旬の柚子の初物を食べることから名付けられた...
...「八朔」は、日本の伝統的な料理で煮物や饅頭などに用いられる...
...「八朔」は、日本の古くからある二十四節気のひとつ...
...「八朔」は、柚子が旬を迎える頃に行われる「八朔市」の略...
...八朔(はっさく)の登城の節か何かに...
芥川龍之介 「煙管」
...・朝の水音のかな/\・はるかにかな/\の山の明けたいろ・岩ばしる水をわたれば観世音立たせたまふ・住めば住まれる掘立小屋も唐黍のうれてゐる・ひよつこり家が花がある峠まがれば大嶺炭坑索道・炭車が空を山のみどりからみどりへ萩に萩さき山蟻のゆきき・坑口(マブ)から出てきてつまぐりの咲いてゐる家・かるかや、そのなかのつりがねさう・あすは二百十日の鴉がたたかうてゐる・妻子に死なれ死を待つてゐる雑草の花・秋暑いをんなだが乳房もあらはに九月壱日晴、八朔、二百十日の厄日である、関東大震災十週年、何といふおだやかさ...
種田山頭火 「行乞記」
...もっとも二百十日や八朔(はっさく)の前後にわたる季節に...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...八朔だの友引(ともびき)だの...
夏目漱石 「それから」
...八朔(はっさく)はとうに過ぎましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...花魁(おいらん)が八朔(はっさく)に着る白無垢だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八朔の白無垢を着て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よく似合うと言われた八朔(はっさく)の白無垢(しろむく)を着て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八朔(はっさく)から急に涼しくなりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八朔(はつさく)の宵から豪雨になつて亥刻(よつ)(十時)近い頃は漸くこやみになりましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八朔(はっさく)の遊女のように...
野村胡堂 「猟色の果」
...八朔といふ言葉が解らないらしく...
萩原朔太郎 「名前の話」
...十五日は阿蘭陀八朔(オランダはっさく)の日で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...八朔(はっさく)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...旧暦八朔(はっさく)のタノムの節供(せっく)のごときも...
柳田国男 「海上の道」
...八朔の日をヒノツリの取上げという人さえあった...
柳田国男 「母の手毬歌」
...香川県には有名な八朔(はっさく)の獅子駒(ししごま)がある...
柳田国男 「木綿以前の事」
...たとえば八朔(さく)の朝など...
吉川英治 「私本太平記」
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