...彼は八年間も留学していたんだって...
...私が住んでいた町には八年も住んでいた人たちがたくさんいた...
...長い間、彼女とは八年も付き合っていたんだ...
...計画が八年かかったけど、やっと完成したよ...
...彼は八年前にアメリカに移住したんだ...
...それから実に十八年の長い間到るところに旅してこの大きな仕事を果したというのは...
石原純 「伊能忠敬」
...一八六八年にはその最初の発明として投票記録器を考案し...
石原純 「トーマス・エディソン」
...七八年過ぎてから人の話に聞けば...
伊藤左千夫 「守の家」
...かの女は如何に家兄の失敗の爲めに自分の家が零落してからかたづいて來たとは云へ、この七八年を、同じ北海道に於て、こんなみじめな状態で送るつもりではなかつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...囀(さえずり)や絶えず二三羽こぼれ飛び昭和八年六月十三日 北海道旭川俳句大会兼題...
高浜虚子 「五百句」
...昭和十八年の早春に...
太宰治 「未帰還の友に」
...その春(昭和八年)日本が国際連盟を脱退(だったい)して...
壺井栄 「二十四の瞳」
...それは八年前のことだったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...昭和八年十二月、結婚...
中原中也 「我が詩観」
...その権力は十八年間つづいた...
蜷川新 「天皇」
...本編は十七八年前厩橋がまだ仮橋であった時代に書いたものだが...
野村胡堂 「悪人の娘」
...十八年の五月の中頃...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...一九三八年(十三年度)この年から購求が主となったので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...八年閏(うるふ)二月八日に神辺を去つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文化八年生で、榛軒より少きこと七歳であつたことは上(かみ)に見えてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三十八年には保が七月十三日に荏原郡(えばらごおり)品川町(しながわちょう)南品川百五十九番地に移った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...七、八年前から、阿波の領境(りょうざかい)を封じて、かりそめにも、領土の内状をうかがおうとする者には、恐ろしく神経を尖(とが)らせている蜂須賀家では、今日までの間、銀五郎以外の者でも、ずいぶん仮借(かしゃく)なく縛(ばく)し上げて、その目的を糺(ただ)さねばやまなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...フロイスはさらに八年ほど遅れて日本へ来た...
和辻哲郎 「鎖国」
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