例文・使い方一覧でみる「八反」の意味
スポンサーリンク...八反掛が崩れた。 - Yatagake fell apart.... 
...八反掛の機能 - The function of Yatagake....
...八反掛が問題を解決する...
...八反掛を使う - Use Yatagake....
...八反掛の種類 - Types of Yatagake....
...八反の平ぐけを締めたのが...
芥川龍之介 「鼠小僧次郎吉」
...畑が八反と山林が二町ほどここにあるのである...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...一町八反の自作――それが親父のやって来た家業であったが...
犬田卯 「瘤」
...一日も早く植えてしまわなければならぬ八反歩ばかりの田を控えて...
犬田卯 「米」
...ふくよかな八反の座布団が二つ人待ち顔に敷かれてあった...
谷崎潤一郎 「少年」
...折り目から切れて行きそうな地のしっかりした八反の袷（あわせ）のうえに...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...八反（はったん）の着物を着たまま...
中村地平 「南方郵信」
...八反（はったん）の座布団（ざぶとん）をさらりと滑（す）べらせる...
夏目漱石 「虞美人草」
...八反（はったん）の平（ひら）ぐけを前でしめて...
長谷川時雨 「市川九女八」
...八反（はったん）の上下に茶献上の帯...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お師匠がたの言葉も言葉だが、精々（せいぜい）、思い切ったところを見せてやるのもいいと思うが――」「いかにも、お言葉どおりでござります」と、雪之丞も、合点して、「せめて、ここ十日も、経ちましたら、お前さまにも、何か、お耳にひびくでござりましょう」「折角たずねてくれたこと、茶も出さねえで失礼だが、お初と来ると、先方も勾配（こうばい）の早い奴――早速、穴をさぐって、ひとつ何とかとっちめて置いてやろう――」闇太郎は、そう言うと、立ち上って、八反の平ぐけを、ぐっと引きしめて、腹巻の間に、匕首をひそめて、豆しぼりの手拭（てぬぐい）を、ビュウと振ってしごいたが、「じゃあ、そこまで、一緒に出ようか――なあに、おれのカンは、はずれッ子はねえ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...どてらであった八反（はったん）とを切り合わせてベッドの覆いをこしらえてかけているのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...赤っぽい縞の八反のどてら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あの例年の八反のどてらが仕立上って来て送れて一安心いたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「八反」の名は普通の織物八反分に等しい手間がかかるのに依るといいます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...八丈の島は小さくとも「黄八」や「八反」の島は大きいのであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...三反田・八反田等の地名も多くある...
柳田國男 「地名の研究」
...六十町余の田を五反、八反ずつ、近村の農家に貸渡して、今では五町と畠一町を作るばかりだが、十年前には三十何町を自分で小作したこともある...
柳田国男 「雪国の春」
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