...附近に水たまりが全然ないせいであろう...
海野十三 「骸骨館」
...これでは水の減る見込は全然ない...
海野十三 「恐怖について」
...尊い人間の生命を脅かされることは全然ないんだからね...
海野十三 「地球発狂事件」
...尤(もっと)もアメリカにも全然ないというわけではなく...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...害意は全然ないらしい! よしまたあったらあったで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...また時には衰へさせる傾きが全然ないとは言はれないと私は思ふ...
田山録弥 「黒猫」
...現状をはなれて抽象的に考えてみると連句的ジャーナリズムやジャーナリズム的連句といったようなものの可能性も全然ないとは考えられない...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...決してそのようなことは全然ない筈である...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...全然ない由である...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...蒸発だの河水の流入流出だのが全然ない場合を仮定して...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...今となってはもう考えることなんか全然ない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...少くとも本に負ふところの全然ないものは一つもなかつた...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...やりましょうか」だが警部補にはその気が全然ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それに就いては彼は内々照子の友達などにそれとなく様子を尋ねてあつたし心配する程のことはない確証は十分(何でも照子の友達の処で歌留多会で二三度遇つただけで個人的な交際は全然ないのである...
牧野信一 「公園へ行く道」
...もっとも語るべきことが全然ないわけでもなく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...そういうことが全然ないというようなことは現実にあり得ないのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『春秋』の述作と関係があるというごとき痕跡(こんせき)は全然ない...
和辻哲郎 「孔子」
...そういう特徴を持つものが雲岡の石仏の中に全然ないとは言いきれないにしても...
和辻哲郎 「麦積山塑像の示唆するもの」
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