...」しかし彼を慰めるものはまだ全然ない訣(わけ)ではなかった...
芥川龍之介 「彼」
...しかし何か興奮した気もちは僕にも全然ない訣(わけ)ではなかった...
芥川龍之介 「彼 第二」
...尤(もっと)も多少の幸福は彼にも全然ない訣(わけ)ではなかった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...全然ないといってもいいくらいだ...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...全然ないのであった...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...翻案は全然ない...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...害意は全然ないらしい! よしまたあったらあったで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...思い当ることが全然ないでもない...
中島敦 「山月記」
...主張する気持は全然ないので...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...とにかくゼツテルベルグ一家には敵などは全然ないらしく...
南部修太郎 「死の接吻」
...こういう自覚の全然ないごくの幼児(おさなご)の頃ならば...
羽仁もと子 「おさなご」
...そうした見込みが全然ないとするなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...変わるという見込みも全然ないことは...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...僕の意志には僕の肉体の墜落を阻止する力は全然ないのだ――」「わかってる...
平林初之輔 「鉄の規律」
...それに就いては彼は内々照子の友達などにそれとなく様子を尋ねてあつたし心配する程のことはない確証は十分(何でも照子の友達の処で歌留多会で二三度遇つただけで個人的な交際は全然ないのである...
牧野信一 「公園へ行く道」
...ある個人が他の者以上に抑制の義務を実行しなければならぬと考えるべき理由は全然ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...もっとも語るべきことが全然ないわけでもなく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...送電線の全然ない土地に...
武者金吉 「地震なまず」
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