...尤も多少の幸福は彼にも全然ない訣ではなかつた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...実際また一夫一妻はチベットにも全然ない訣(わけ)ではない...
芥川龍之介 「第四の夫から」
...全然ないといってもいいくらいだ...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...これでは水の減る見込は全然ない...
海野十三 「恐怖について」
...相川ではさう言ふ樂しい豫想は全然ないのです...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...また時には衰へさせる傾きが全然ないとは言はれないと私は思ふ...
田山録弥 「黒猫」
...全然ないではなく...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...決してそのようなことは全然ない筈である...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...思ひ當ることが全然ないでもない...
中島敦 「山月記」
...作者或は筆者の人格なり氣質なりの現れ出ない贋造の文章に文章としての生命や面白味は全然ないのである...
南部修太郎 「氣質と文章」
...そうした見込みが全然ないとするなら...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そんな必要は全然ないのであって...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...あの店から父親の手に残されたものは全然ないのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...健全発剌たる精神が肉体も同じく健全発剌にしておく傾向は全然ないと云おうとするものではない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...もっとも語るべきことが全然ないわけでもなく...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...準備の全然ない者がいきなり高等數學にとりつくといふやうなことはあまりなからうが...
三木清 「哲學はやさしくできないか」
...それがもし苦痛の接近も発生も全然ない深い所に置かれているのだとしたら御辞退する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...『春秋』の述作と関係があるというごとき痕跡(こんせき)は全然ない...
和辻哲郎 「孔子」
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