...わが罪を認めて全き平安に入りしことである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...階級對立の全き消滅とともに...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...何となれば沈黙の福音は全き人にのみ許されるからである...
種田山頭火 「砕けた瓦」
...「天の父の全きが如く全くす可し」本能から出発して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...――あの女と全き「同一性」を持ったお柳は...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...法とは全き法のみである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...かくて全き幸福の楽しい数週間が過ぎていった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...全き人間を意味せぬことがそれの本質的特徴である...
波多野精一 「時と永遠」
...観念の全き知的な世界は我々の見方によって直ちに支配されて...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...全き喧騒の中においてもそれは來るのである...
三木清 「人生論ノート」
...わたくしは上(かみ)に「首尾略全きもの」と云つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人間には一つも全き物の与えられぬことを3240己は今感ずる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(全き休憩...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...弱りはてた生命の全き死よりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この反復において彼の手は全き自由をかち得る...
柳宗悦 「民藝四十年」
...これでは全き認識とはならぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...背景を成す沸き立つような半ば光輝を帯びた雲は、曖昧で希薄な、地球を遥かに離れた<彼方であること>(*14)を暗示する言語に絶した何かを抱き、遥かな距離を、全き孤絶を、侘しい荒廃を、足を踏み入れることも測鉛を投ずることも叶わぬこの南の世界の悠遠の死を、ぞっとする程に思い起こさせた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...吾人はこの真義愛荘を通じて「全き者」を見たい...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
