...家を買うために車を入質することになった...
...無職の友人がお金を借りるために貴金属を入質したという...
...入質した商品を返済しない場合、担保として入れた品物は手放さなければならない...
...おばあさんが貯金をしようと思い、財産を入質に出したという...
...古い品物を買い取ってもらうために入質に出したことがある...
...木綿でも和服の方になさいといつたんですけれど和服ではもう入質(いれ)る物が無いのですつて...
高濱虚子 「俳諧師」
...家屋敷よりも墓の方が入質価値があるといふ...
種田山頭火 「行乞記」
...どれも皆何かの大事な思い出を帯びてる品物を一つ入質するよりは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は懐中時計を入質した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...オリヴィエは時計を入質し書物を売ってクリストフの旅費をこしらえたと考えると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ことごとく入質してしまった...
直木三十五 「死までを語る」
...綿入質屋から歩いて来い」南玉は...
直木三十五 「南国太平記」
...家重代の鎧までを入質して...
直木三十五 「南国太平記」
...着物を入質(いれじち)し...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...糸子の着物を入質しようとしたという以外には...
野村胡堂 「踊る美人像」
...板原左仲樣御屋敷から來たが、かねて、入質の大小、今日の御登城に御用ひになる相だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...板原左仲様御屋敷から来たが、かねて、入質の大小、今日の御登城に御用いになるそうだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これはすべて被害者の所持品衣類等を入質したものである...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...やがて二人は入質といふ術まで覺えて切りと遊びまはつたが...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...やがて二人は入質といふ術まで覚えて切りと遊びまはつたが...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...故円右の「五人廻し」その他貴重の故人吹込のレコードを入質したまゝながしてしまひ...
正岡容 「滝野川貧寒」
...わたしはあんなに深く・あんなに完全に・自分を入質することはできない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...みすみす幾つづらの入質物を...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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