...桑の葉さへたべずにとみかうみして入寂(にふじやく)の場所をもとめる...
中勘助 「銀の匙」
...釈尊も八十で御入寂(ごにゅうじゃく)になり...
中里介山 「法然行伝」
...これを衆弟子に授けて後(の)ち入寂(にゅうじゃく)した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...武州池上の本門寺で入寂した日蓮上人忌日の御会式(おえしき)で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...入寂三年前に至るまで著述に従事したことになる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寿阿弥の入寂は八月二十九日であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この九月三十日入寂(にゅうじゃく)した...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索