...疲れがたまって、入定してしまった...
...ヨガをするときは、入定状態に入りやすくなる...
...瞑想に入定すると、心が落ち着いてくる...
...儀式の中で、入定することが求められることがある...
...暗闇の中で、入定することができたら、自分自身が見つけられる...
...同じ厭離(おんり)の願いを遂げるにも座禅入定(にゅうじょう)の法もあれば念佛三昧の道もある...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...所詮高野山は弘法大師の入定なされた所だし...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...安禅必不須山水(あんぜんかならずしもさんすいをもちゐず)滅却心頭火自涼(しんとうめつきやくひもおのづからすずし)の偈(げ)を唱えて火中に入定(にゅうじょう)したというような話は...
中里介山 「大菩薩峠」
...印度では何れの宗派に屬するものでも入定と云ふことは非常に大切な事と成つて居る...
松本文三郎 「印度の聖人」
...其の時は兵營の中庭を擇びまして入定の處となし...
松本文三郎 「印度の聖人」
...四十日間の入定は是れまで實驗のないことである...
松本文三郎 「印度の聖人」
...斯の如く此入定の奇蹟は極古い時からあるのであるが...
松本文三郎 「印度の聖人」
...此の入定者をば非常な聖人とし...
松本文三郎 「印度の聖人」
...王境内虎災大きを救えと乞うと入定する事須臾(しゅゆ)にして十七大虎来る...
南方熊楠 「十二支考」
...殊(こと)に畏(おそ)れ多いが至尊で落飾された方々もこの弥勒の出世をあるいは入定したり...
南方熊楠 「十二支考」
...『西域記』九には大迦葉が釈迦の法衣を守って入定し居る地を鶏足(けいそく)山とす...
南方熊楠 「十二支考」
...本邦では普通鶏足山に入定すとしたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...大迦葉が入定(にゅうじょう)して弥勒の下生(げしょう)を待つ所を...
南方熊楠 「十二支考」
...入定(にゅうじょう)したとか言っているであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...――北天竺乾陀羅(ガンダーラ)国の見生王は生身(なまみ)の観世音を拝みたくて発願入定三七日(ほつがんにゅうじょうさんしちにち)に及んだ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこで再び一七日(いちしちにち)入定して祈った...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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